30分の贅沢@富山・ヒスイ海岸
富山から東京への帰り道。途中、北陸本線の越中宮崎という駅で降りることにした。
駅から徒歩数分で海岸に出られるということで、是非日本海の海を見て帰りたかったからだ。

宮崎海岸という名の浜辺は、珍しいことに砂ではなく砂利浜だった。
砂が巻き上げられないので、打ち寄せる波が透き通っていて、エメラルドグリーンの海がとても美しい。

海で泳ぐのが苦手な私でも、思わず水着を持ってくれば良かった思ってしまうほど、綺麗で透き通った海だった。
しかもこの日は風が凪いでいて、波も小さい。
日本海といえば「ザッパーン」と激しい荒波打ち付ける海岸を想像していたが、大分イメージと違ってびっくりした。

思わぬ好条件に、膝上まで七分丈のパンツを捲って、ざぶざぶ海に入った。
冷たすぎず、気持ちいい。

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海岸は海水浴場になっていて、ぽつりぽつりと海水浴客も見て取れた。
だが、湘南のビーチのような芋洗いの混雑とはほど遠い。
まるでプライベートビーチのように快適。

こうなると、ますます、水着がないことが惜しまれた。
もし水着を持ってきていたら、すぐにでも着替えて飛び込んでいたところだ。
立山黒部アルペンルートを走破する旅で、まさか水着が必要になろうとは思いもしなかった。

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この宮崎海岸は別名『ヒスイ海岸』と言うらしい。
日本では数少ないヒスイの原石が打ち上げられる海岸だという。

自分の誕生石の一つが翡翠ということもあり、是非探してみたいものだと思ったが、ここにいられるのは次の電車が来るまでの30分だけ。
それで見つかるとも思えないので、今はのんびりとこのエメラルドの海を楽しむことにした。

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越中宮崎駅は、国道8号線沿いにある駅で、道路を挟んだすぐ向こう側にはすぐ山が迫っている。
そちら側を見れば、山間の風景にすら思えるのに、後ろを向けば、海辺の松のすぐ向こう側に青い海が広がっている。
田舎の風情漂う、とても雰囲気の良い駅だった。

たった30分の寄り道だったけれど、軽い気持ちで降りたにしてはあまりに贅沢な浜辺のひととき。
心地よい静けさと波の音に包まれた、夏の遠出に相応しい海岸は、旅の締めくくりにすばらしいエッセンスを加えてくれたのだった。
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by norlie | 2013-09-13 20:37 | ぷらっと甲信越・北陸 | Comments(2)
Commented by popoki1202 at 2013-09-14 09:58
山旅から海へ。
北陸、富山ならではの旅ですね(^^)
ヒスイ海岸、美しい~。
この季節ならではの海の風景でしょうか。
静かな海なら、海水浴も楽しそう(^^)
Commented by norlie at 2013-09-15 12:12
> popokiさん、こんにちは!
私もまさか、立山黒部の後に海浜公園に寄るとは思いませんでした。
朝の思いつきだったのですが、思いがけず良い場所でした!

ヒスイ海岸、珍しく砂利浜になっているので、砂が巻き上げられることがなく、波打ち際まで水が透明でとても綺麗でした。
じゃばじゃば入っても、砂がくっついてこないので、後片付けも楽で。

日本海もこんなに凪いだ美しい季節があるんだなと、当たり前のようなことに少し感動してしまいました。
また富山に行った際には、今度は海水浴もしてみたいです!
この日は本当に波も穏やかで、私にしては珍しく、"泳ぎたい"と思えた海だったので!(^^)
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