新緑、散歩道
ふわふわピンク色の桜の季節が去り、若芽匂い立つ、新緑の季節がやってきた。 気温も大分上がってきて、暑すぎず、涼しすぎず、湿度もまだ低く、心地いい風が吹くこの季節は、散歩には絶好の条件が揃う。 視界のあちらこちらに、萌えるような黄緑色。 この若々しい色合いには、夏や秋の木々には出せない爽やかさがある。 ベイエリアで新緑が一番美しいのは、山下公園、日本大通り付近じゃないかと思う。 山下公園は木々や花々が多いし、日本大通りや大桟橋通りの並木道は、圧巻の美しさ。 思わず、通りのカフェで、緑に包まれながらコーヒーを一杯飲みたくなってしまう。 氷川丸はやっぱりベイエリアのシンボル。 この船が停泊してくれているだけで、山下公園の雰囲気は全然違う。 港情緒溢れる開港都市・横浜を感じさせてくれるのは、この氷川丸あってこそ。 なんだかんだいって、氷川丸のデッキに一度も上がったことがないので、いつか上がってみたい。 夏場には、氷川丸デッキがビアガーデンになるので、そこでビールを飲むのが目下の希望。 山下公園の噴水広場は、ぽかぽか日溜まりになっていて、とても気持ちいい。 噴水を取り囲むように置かれたベンチに座って、のんびり日向ぼっこ。 一応、日焼け止めを塗ってはいるものの、日焼けするのは心配。 それでもやっぱりこのぬくぬくしたベンチを後にするのには大分時間がかかった。 噴水花壇では、子供達が遊んでいて、その楽しそうな喧噪もまたとても心地よかった。 この周辺は、中華街、山下公園、大さん橋と観光スポットが多い。 さらに周辺には、元町商店街や山手の西洋館、みなとみらいや赤レンガ倉庫など、観光スポットには事欠かない。 その中でも、西洋館好きにオススメなのが、大さん橋の入り口すぐのところにある、横浜開港資料館だ。 その名の通り真面目な資料館なのだが、ここの建物は、魅力的な西洋建築が並ぶ日本大通りの中でも、とりわけ雰囲気がよく、のんびりできる。 蔦が絡む壁面や丸窓など、どこをとってもフォトジェニック。 入り口に、"Au jardin de Perry"というカフェが併設されていて、ここのパンやキッシュはとても美味しい。 疲れたときにひと休み。人混みからは少し離れるので、緑の中でのんびりできる。 緑の木漏れ日の下、散歩を楽しめるのはこの季節ならでは。 一年に一度のこの季節、存分に楽しみたいと思います。
by norlie
| 2014-05-03 09:28
| 横浜暮らし
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