横浜・西洋館のクリスマス(イギリス、ドイツ、オーストリア)
今年もこの季節がやってきた。
横浜の冬の風物詩、西洋館の『世界のクリスマス』。

この期間、山手にある西洋館は、それぞれ特定の国のクリスマスをテーマに美しく彩られる。
毎年、12月1日からクリスマスの日まで開催され、多くの人々が訪れる、異国情緒溢れる横浜らしい恒例のイベントだ。
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まずは、イギリスのクリスマスをテーマにしている『イギリス館』へ。
山手の西洋館の中でもこの館だけは名前に国名が入っているため、毎年変わらずイギリスをテーマにしている。
それでも毎年見ていると、テーマの移り変わりと共に飾り付けも大分変化していて、なかなか面白い。

今年のイギリス館はコッツウォルズのクリスマスをテーマにしているとのこと。
クラシック調のインテリアに、可愛らしいオーナメント、美味しそうな焼き菓子。
ここのクリスマスはいつも一番馴染みやすいと言うか、奇抜さよりも親しみがあっていいなと思う。
ツリーの下に、様々な包装紙で包まれたプレゼントが山のように置いてある。この様子は、やっぱり子供の頃からの憧れだなあ。

廊下には上品で可愛らしい妖精の絵が飾られていて、思わず見惚れてしまった。
美しい色合いだなと思って、よくよく見ると寄木細工でできているようで、繊細な木目と木の色合いが見て取れる。
日本人の方が作られたそうで、すごい人もいるものだなあと魅入ってしまった。
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続いて山手234番館へ。テーマはドイツのクリスマス。
小さな館なので部屋数は少ないが、ダイニングはここの飾り付けが一番好きだなあと思った。

ドイツらしくシックな色遣い。
ワインレッドを基調としたテーブルコーディネートに、お花やオーナメントも同色で統一されていて、リースやツリーの深緑色ととてもしっくり来る。
キャンドルが灯った温かみのあるテーブルに、思わず、寒い冬はこんな部屋で過ごしたいなあと思ってしまった。

館を出ると、真っ赤なもみじが色付いていて、思わず目を引かれた。
今年は紅葉が一際遅かったような気がする。
いつかクリスマスと紅葉がすっかりかぶってしまう日が来るのかなあとぼんやり考えた。
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エリスマン邸の今年のテーマはオーストリア。
マリー・アントワネットの生家ハプスブルク家のクリスマスを演出したコーディネートで、とてもロマンティックでエレガントな飾り付けだった。
金銀の装飾で花を象ったオーナメントが所狭しと置いてあり、圧倒的なゴージャス感。
マリー・アントワネットと言うと、ソフィア・コッポラ監督の映画の影響か、フランスのマカロンカラー(薄いピンク、水色、クリーム色、セルリアンブルーなど)を思い描いてしまう。
こちらのインテリアもそう言ったカラーになっており、映画の世界のようだった。映画の世界よりは少しクラシック色が強かったけれども。

こちらではアドベントクランツが飾られていて、クリスマスが近づくにつれ、毎週少しずつキャンドルに灯を灯しているとのこと。
私が訪れた時は4つのキャンドルのうち3つに灯が灯っていた。
クリスマスまで後少し。

ドイツのシュトーレンといい、アドベントクランツといい、何かを待つという人の行為の、なんと楽しいことか。
楽しいことは、それを待つ時間もとても充実しているものなんだなあ。
この季節はより一層それを感じます。
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by norlie | 2015-12-20 19:18 | 横浜暮らし
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