旧ロシア人街@中国・大連
大連駅より北側、勝利橋を渡って、すぐのところにあるのが"旧ロシア人街(俄羅斯風情街)"。
オフシーズンだったせいか、活気はほとんどなかったけれど、ひっそりと佇む洋風建築の看板には、確かにキリル文字が書かれていた。

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オフシーズンとはいえ、少なからず露店も出ていて、私もちょっとお買いもの。
カラフルなマトリョーシカは、目もとぱっちり。色の饗宴は何ともアジアらしい雰囲気だけれど、これってロシアの入れ子人形なんだよなあ。

「ロシア人街で買い物するときは、必ず値段交渉をすること」と教えられたとおり、どのお店でも値引き交渉が通じる。
ゆっくり買い物をしたかったので、日曜の朝、私一人でロシア人街へ行った。お店の人はほとんど英語が通じないのだけれど、電卓と、"太貴了!(Expensive!)"という一言があれば、十分に交渉の余地はある。
友人へのお土産用に、ロシア煙草と、聖ソフィア聖堂を模した小さな鏡をいくつか。150元を80元まで値引きしてもらった。ついでに自分用も追加で1つ、おまけしてもらう。



帰り際、ふと目に入った、赤いパシュミナストールが気に入って、こちらも値段を尋ねてみる。
"180"という数字を電卓でたたかれたので、思い切って「"50"にして!」と交渉スタート!
「ばか言わないでくださいよ」というような雰囲気で、"160"と電卓で示されたので、「それなら要らない」と、立ち去ろうとする私。
すると、何かいろいろ言いながら、"150"と電卓をたたいてくれる店員さん。
「そんなに高いなら要りません」と再び立ち去ろうとする私。
その後、この繰り返しでどんどん値段が下がるも、「それなら要らないです。ほんとに結構です」という感じで、立ち去ろうとし続けたら、最後にはなんと「じゃあ、"50"にするわ!」と、電卓をたたかれた!

見事、交渉成立!
180元で始まったパシュミナストールは、50元で私の手元にやってまいりました。
100元以下まで下がったら買おうと思っていたのだけれど、まさか50元まで下がるなんて。
本当はいくらだったんだろう。180元は、少し足元を見られての値段だと思うけれど、50元よりは高そうな感じ。
「持ってけドロボー!」と思われていたかもしれないけれど、とりあえず心の中でガッツポーズした。アジアでの買い物は、これこそが醍醐味だ。

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通りの一番奥には、帝政ロシアによって建築された建物と、噴水。
この寒さのせいか、あるいは古さのせいか、噴水から水は出ていなかった。夏になったら出るのかな。
往時を忍ばせる部分もあるけれど、それ以上に朽ち果てた雰囲気が物寂しい。
昔は、ここにもロシア人がいたんだろう。だけど今はロシア人は見かけない。ただ、風情が漂うだけ。



たくさん歩いて、買い物も楽しんで。
もと来た道を戻る頃には、すっかり体も冷え切ってしまった。
ロシア人街を出たところで、ふと気づいた。そういえば、たった一人で異国でショッピングをしたのは、これが初めてだったかも。
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by norlie | 2009-02-01 23:55 | 中国旅
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