錦秋の渓谷へ@岩手・八幡平
八甲田へ行った翌日は岩手の八幡平へ。
八戸に住んでいながら、最寄りの山である八幡平にあまり行ったことがなかった私。
兼ねてから紅葉の時期に是非とも行ってみたいと思っていたのだった。

八幡平の紅葉は早い。八甲田も似たようなものだが、山頂付近は10月上旬には紅葉が終わってしまう。
特に八幡平には、アスピーテラインという景観豊かなドライブロードがあり、本当はそちらをドライブしてみたいと思っていたのだが、残念ながら今回は時期が合わなかった。
代わりに、私が訪れた10月中旬は、麓の松川渓谷が紅葉真っ盛り。
そんなわけで、まずは松川渓谷の紅葉スポット"森の大橋"へ行ってみることに。
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森の大橋からの紅葉。本当にすばらしい色付きでした。
朱色、紅、山吹色に赤銅色、深緑に松葉色。
秋の色の賑やかな響宴。その大パノラマが広がっており、渓谷から吹き抜ける風がとても心地いい。
秋色のパレットという言葉がぴったり合うような、そんな色がひしめき合って、その上に抜けるような青い空。
良いお天気に恵まれ、とても気持ちよかった。

人でごった返していないところも北東北のいいところ。
日曜だったため混雑はしていたものの、都会のそれに比べたらはるかに快適に過ごすことができた。
人の頭を見にきたんじゃないかという思いをしたり、満員電車のようなぎゅうぎゅうの状態ではなく、隣の人との間にちゃんと空間がある。
のーんびり、ゆったり、目の前の素晴らしい景観を心行くまで眺めることができてとても嬉しい。
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森の大橋から松川渓谷沿いに少し車を走らせると、ほどなくして『松川渓谷・玄武岩』という看板が出てくる。
渓流に下りられるようになっていて、近づくと、渓流脇の岩肌に火山性の玄武岩がむき出しになっていることが分かる。
その岩肌は綺麗に柱状になっていて、まるで人工物かなにかのよう。
けれど、ちゃんと自然の景観なのだからすごいなあと思う。

この日、その柱状の玄武岩の周りも、赤黄緑の三色が色付いていた。
午後の光に溶け込んで、まるで絵画のよう。
あまり流れの早くない、涼やかな渓流の音が、よりいっそう心地いい。

河辺には、犬を遊ばせる人、石切をする子供達、大きな岩に腰掛けて景色を楽しむ人、ごろごろした石の上をただひたすら歩き続ける人など様々。
欧米人のご家族が私の前を通りかかって、目が合うとにこりと笑ってくれた。
思い思いの休日を楽しむ人達がいて、もちろん私もその中の一人。
とても贅沢な時間を過ごすことができた。

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玄武岩の河辺を後にし、渓流をまだまだ上っていく。
上に上がるとよりいっそう紅葉が鮮やかになり、水は青くなった。

これが八幡平の秋。
ブナやミズナラ、ダケカンバやカエデ。様々な種類の樹木があるから、八幡平の秋はこんなにも賑やかになる。
常緑樹が少ないのも、この鮮やかさの一因かもしれない。
素晴らしい渓谷美と清流に癒されて、大満足のドライブ。

道路を上へ上へと登っていくと、やがて紅葉は消え、落葉樹の林になった。
八幡平の標高の高い地域では、既に冬に入る前の景色が広がっていた。
ダケカンバの白い幹が、人のように静かに一面に立っていて、その上に枯葉色の葉がわずかについている。
鮮やかではないが、それはそれで綺麗だと思う。こういう景色を見ると、いつも思い出すのはアンドリュー・ワイエスの絵だ。
静かな静かな冬の前の風景。こうやって山々は少しずつ、冬に向かっていくのだなあと思った。
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山を下り、来た道を戻って岩手山の麓にある県民の森へ。
ここで大判焼きを買って、森で食べることにした。
県民の森というだけあって、とても歩きやすく気持ちいい。木々の幹には葉が絡み付くように鮮やかに色付いていた。
木がドレスアップしているみたいでちょっと楽しい。

広場に出ると、目の前には岩手山。
まっすぐな並木道は少し北海道みたいだなと思った。
良い景色を見て、広々とした場所でいただく大判焼き。
寒いから自ずと寄り添いながら食べた。両手は大判焼きのおかげでほかほか。
少し雪虫が多かったけれど、この贅沢な景色を独り占めできるなんて、なんて素晴らしい森なんだろう。
県民の森、なかなかいいじゃないかと思いながら、ベンチに座ってのんびりした。

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帰りはすっかり暗くなって、細い三日月がぽっかり浮かぶ中、一般道で八戸に戻った。
国道4号線沿いにある道の駅『石神の丘』に併設された食堂でラーメン&かつカレー。
私にしては随分ボリューミーなメニューだったが、歩き回ったせいかぺろりと食べられた。
こういう田舎の食堂で、更けゆく夜を眺めながら、ぼんやりとラーメンを食べる。
チープに見えるかもしれないけれど、こういう時間が結構好き。少しロードムービーのようで。

錦秋の美に酔いしれ、渓流で遊び、山を眺める。ドライブ帰りは食堂ごはん。
今回も実に楽しい休暇でした。

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# by norlie | 2015-11-07 16:20 | ぷらっと岩手
 
西湖畔でお茶を@十和田湖
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蔦沼散策の後、田代平でお蕎麦を食べて、十和田湖へ向かった。
いつもとは逆回りのルートで十和田湖を半周し、御鼻部山の外輪山を通って西湖畔へ。

西湖畔は十和田湖で一番好きな場所。
秋田側のこの地域は公園が整備されていたり、雰囲気の良いホテルが多かったりで、散歩するのがとても気持ちいい。
ここ最近、十和田湖を訪れても西湖畔までは来ていなかったので、ここまで足を延ばすのはとても久しぶり。
何度来てもやっぱりここが好きだと実感する。

湖畔の公園は、赤、黄、緑と三色の紅葉がとても美しかった。
鮮やかな色が青空に映え、思わず気持ちが上向く。
公園には冬を知らせる小さな虫『雪虫』がふわふわとたくさん飛んでいた。
害はないがあんまり多いとうっとうしい。でもまあ、それも自然の一部なのだろうから、気にせず湖畔まで歩いた。
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桟橋に腰掛けると、湖が底まで見える。
より深い場所を覗き込むと自分の身長より深そうな水底に、小魚の群れが通り過ぎていくのが見えた。
開けた湖を柔らかな風が滑り、小波が静かに寄せてくる。
それを眺めていると、自分が東京から来たことも、いつの間にか歳をとったことも忘れて、ぼんやりしてくる。
砂時計がさらさらと落ちるように、自分の中がゆっくりと満たされていくのを感じる。湖の時間が染み込んでくる。
(この大好きな時間はinstagramに載せています)

そうして、すっかり染み込んだところで、そろそろお茶が飲みたいなあと思ってきた。
日差しはぽかぽかするけれども、湖の傍は肌寒い。こんなときは温かいお茶が飲みたい。
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西湖畔には十和田プリンスホテルがある。
そのラウンジのカフェはとても静かで景色がよく、心地よい椅子とホスピタリティで絶好のお茶の時間を楽しめる。
窓一面に湖畔の芝生と湖が見える席で、紅茶とアップルパイのセットを頂いた。
紅茶もポット一杯にたっぷり入っていて、アップルパイもずっしり重みがあり、それでいて控えめな甘さで美味しい。
温かなカップが手の中にある。目前には湖。その一杯のなんと幸せなこと。

ラウンジの片隅には本棚があり、文庫が入っていた。
このラウンジで文庫一冊読み終えるまで過ごしてもいいよと言われているようで、本当にいいホテルだなあと思うことしきり。
もちろんそういう時間は宿泊してこそなので、きっと来年こそ、一夏をここでのんびり過ごしたいなあと思う。
今日のところは散策の合間のひと休みだけ。それでも十分にリラックスした。

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# by norlie | 2015-11-01 20:36 | ぷらっと秋田
 
黄葉の森を歩く@青森・八甲田 sanpo
10月中旬、北東北の紅葉の時期に合わせて帰省したいと思い、金曜の夜に新幹線に乗った。
月曜に休みを取って、土日をまるまる東北で過ごせる日程で、久しぶりの秋の紅葉を楽しみに帰った。

お天気に恵まれた週末、土曜日に向かったのは八甲田。
八甲田の山頂付近の紅葉は見頃が終わって落葉時期に入っており、この時期は中腹が丁度いい見頃を迎えていた。
来週はこの紅葉が山を下り、奥入瀬渓流の紅葉が最盛期になる。
その時期とは少しずれてしまったが、八甲田中腹の紅葉と言えば、蔦沼めぐり。
そんなわけで、数年ぶりに蔦沼の森を散策することにした。
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静かなブナの森はすっかり黄金色に染まっていた。
頭上を覆う見事な黄葉に思わず溜息が漏れた。

散策路に沿うように流れる小川は仄暗く、一見少しも水が動いていないように見える。
全く動きのない水は、暗くても透明度が高いのか底まではっきり見えた。
水底でめだかぐらいの小さな魚がたくさん泳いでいる。
一枚のもみじがひどく緩慢に、1秒5mmくらいずつゆっくりと水面を動いていくので、ちゃんと流れはあるんだとわかった。

こうやって足を止めて、目を凝らし、じっくり見つめて、はじめて森の息づかいが聴こえてくる。
そのくらい静けさに満ちた森。
でもその静けさは決して重苦しくなく、空気がとても澄んでいて、心地いい。

蔦沼に来たのは、数年ぶりのこと。
ああ、ここって、こういう森だったと改めて思い出したのだった。
この感覚を随分長いこと忘れていた気がするなあ。
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『蔦沼』というのは、八甲田の蔦温泉の裏手の森にある沼の一つ。
その名前が一番知られているので、1つの沼と思われがちだが、実際にはいくつかの沼が点在している。
蔦沼、長沼、菅沼、ひょうたん沼、鏡沼、月沼、赤沼という湖沼群は『蔦の七沼』と呼ばれているけれども、赤沼は遠いので、散策路から巡れるのは赤沼以外の6つの沼である。
地図で見ると赤沼はかなり大きいようなので、いつか見てみたいなあと思ったりもする。

この日、森の中はぴたりと風がやんでいて、水面が鏡のようになっていた。
さざ波も立たない暗い沼は、水鏡がくっきりと紅葉を映し出す。
水に映る紅葉は色々な場所で見てきたけれども、いつも少し波立っていた。
ここまで完璧な鏡のような状態は、私は見るのが初めてだった。

シンメトリーな紅葉が目の前に広がっている。
上と下、両方に向かってブナの枝が伸び、天にも地面にも紅葉が見える。
森の中だからこそ波が立ちにくく、光が遮られて仄暗いからこそ、昼間なのに鏡の条件が揃う。
沼ならではの不思議な世界観に、足を縫い止められたように魅入ってしまった。

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森の面白さは沼だけにあらず。苔もかなり面白い。
久しぶりの、めくるめく苔世界。
散策路のあちこちに、不思議な苔が生えている。
小人目線で近寄ってみると、それはナウシカに出てくるような森のようでもあり、ふかふかの緑の絨毯のようでもある。
奥入瀬も苔が豊富で面白いが、蔦の森もまた面白い。(余談だが、蔦の森はきのこも豊富)

楽しい散策を終えて、蔦温泉に戻ってくると、燃えるような紅葉が空に向かってぶわっと広がっていた。
森へ入る人、森から出てくる人が行き交っている。でも、ごった返すような混雑ではなく、ちょうどいい。
青森はこういうところが好き。

一人で歩く人、家族で来る人、二人で来る人。
皆がそれぞれの森を楽しむ季節。冬が来る少し前の、八甲田の愉しみです。


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# by norlie | 2015-10-25 20:06 | ぷらっと青森
 
ホテルニューグランド / THE CAFE
横浜の歴史あるホテルと言えば、ホテルニューグランド。
山下公園の目の前に位置し、石造りの瀟洒な建物はクラシックホテルの代表格として知られている。
昭和初期に開業し、かのGHQ最高司令官ダグラス・マッカーサーや名優チャーリー・チャップリンも滞在したと言われる格式高いホテルは、今もその品格を残しながらも、多くの観光客や横浜市民に親しまれる場所の一つとなっている。

このホテルニューグランドは、今や日本の洋食店や喫茶店ですっかりおなじみになった、幾つかのメニューが生まれた場所でもある。
パリのホテルから招かれ、初代総料理長を務めたサリー・ワイルが体調の優れない宿泊客のために考案した"ドリア"。
当時の兵士が食していた粗末なケチャップスパゲティをもとに、第2代総料理長入江茂忠が独自のトマトソースでアレンジして考案したと言われる"ナポリタン"。
米軍高級将校の夫人に提供するデザートとして、カスタードプディングを中心に様々なフルーツやアイスを盛り合わせた"プリンアラモード"。
また、喫茶店メニューではないが、"バンブー"というワインベースのショートカクテルも、このホテルのバーを発祥とする。
そんな横浜で生まれたメニューの中でも、以前から是非食べてみたいと思っていたのが、ホテルニューグランドのプリンアラモード。

この日、9月の休日出勤の代休として平日にお休みを頂いた私は、一人でホテルニューグランドへ向かった。
土日祝日はいつも混んでいるので一人で入りづらいし、かといって友人とこのあたりに来るときは、大体いつも中華街で食事した後なので、カフェに入らず通り過ぎてしまう。
そういうこともあって、ホテル自体には何度も来たことがあったが、食事をするのはこの日が初めてだった。
ホテルに足を踏み入れると、ホテルのカーペットには珍しいロイヤルブルーが目を引く。
この色は横浜らしくて、いつもいいなと思う。

ナポリタンやドリア、プリンアラモードを頂けるのは、ホテル1階の"THE CAFE"。
平日の午後、少し時間がずれていることもあって、店内は空いており、一人だったにもかかわらず窓側の席に通された。

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この日は昼食を食べ損ねていたこともあって、デザートだけではなく食事も頂くことにした。
オーダーしたのはナポリタン。
こちらのナポリタンは、ケチャップという感じは全然なく、トマトソースをベースにした仕上がり。
具材もマッシュルームとボンレスハムだけで、ピーマンは使われていない。
ケチャップの独特の甘さに比べて、にんにくの風味と玉ねぎの旨味が溶け込んだトマトソースは、ナポリタンというよりミートソースみたいだなと思った。
ナポリタンのような慣れ親しんだレトロ感はないものの、イタリアンレストランで頂くトマトソースのパスタらしい美味しさ。
深みと高級感のある味わいで、想像していたナポリタンとは違ったけれど、とても美味しかった。

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そしていよいよ、プリンアラモード!
プリンアラモード(pudding à la mode)の"ア・ラ・モード"(à la mode)というのは、フランス語で『現代風の』『流行の』という意味で、今のファッション業界で言う『モード的な』と言った感じの言葉。
つまり、このプリンアラモードというのは、訳せば『今流行りのプディング』『現代風プディング』みたいな命名である。
もちろん、当時の米軍高級将校の夫人のための『現代風』なわけで、今の私にとっては少しレトロな雰囲気すらある。
昭和初期のハイカラな横浜の雰囲気そのままに、カスタードプディングを中心に据えて、色とりどりの甘味を添えた盛り合わせスイーツ。
それが今の私にとってのプリンアラモード。

時代がいくら変わっても、カスタードプディングの美味しさは変わらない。
ホテルニューグランドのカスタードプディングは、さすがというかなんというか、市販のプリンとは全く違う味わいと食感。
手作りらしいふわふわした食感と、カスタードの風味に控えめな甘さが丁度いい、とても私好みのプディングだった。
高台の細長いお皿の真ん中にカスタードプディング。
お約束のアローカットのりんごに、キウイとオレンジ、バニラアイスに生クリーム。
これぞ私が食べたかったプリンアラモードだなあと一口一口ゆっくり味わった。

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食事を終えた後は、山下公園をゆっくり散歩して家に帰る。
この日は大桟橋に飛鳥IIが寄港しており、港もぐっと横浜らしい風景。
土日祝日に比べたらずっと少ないが、それでも各ベンチが埋まるくらい山下公園では多くの人が思い思いの午後を楽しんでいた。
芝生で寝転ぶ人もちらほら。海側の歩道では修学旅行生らしき若者達が氷川丸の写真を撮っている。
平日の休みっていいよね、とうきうきしながら、私も港町のゆるやかな時間を楽しんだ。

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# by norlie | 2015-10-04 17:04 | 横浜暮らし
 
夏の暮らし
夏が来ると、なぜか器を選ぶのが楽しいなあと感じます。
ひんやり涼やかなガラスの器、手触りのいい陶器の器。模様も形も材質もいつも色々。
暑くて食欲が落ち気味の時期だけれど、お料理と器と自分の気分がしっくりあうと食事で気持ちが満たされます。

冷茶を飲むのに、一昨年ガラスのピッチャーを買いました。
飲む分だけピッチャーに移して、氷を入れて冷やしておけるし、テーブルに置いてあると部屋の涼やかさが増して嬉しい。
とても気に入っています。

今年は一保堂のほうじ茶でよく冷茶を作っています。
ほうじ茶の香ばしさと喉ごしの良さが、すっきり心地いい。
それから、友人が台湾土産でくれた阿里山茶。
頂いた阿里山茶はとても質が良いようで、ふたを開けた途端にふわっと金木犀のような甘い香りがして、いつもうっとりします。
もう少しで飲みきってしまうので、とても惜しい。
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最近の休日の楽しみは豆大福を食べること。
昨年の夏はごま団子を食べることでした。
一昨年の夏は黒豆大福。
今年は黒豆でなくてもいいかなという気分です。

桃がおいしい季節なので、冷やした桃を食べるのもいい。
瑞々しくて、いくらでも食べたくなります。
夏は気分に正直に暮らすのが心地いい。

何となく食欲がないなあと思ったら、夏野菜のスープの出番。
SOUP STOCKの8種の野菜と鶏肉のスープは、公式でレシピが公開されており、有り難い限り。
夏によく作り、透き通った鶏のスープと瑞々しい角切り野菜がとてもおいしくて、あっという間に飲みきってしまいます。
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ジェノベーゼもなぜか夏に食べたくなるメニュー。
市販のジェノバソースでも好む味とそうではない味があり、より緑鮮やかなフレッシュなソースが好きです。
自分で作ってみようかなと思い立つも、うちにはフードプロセッサーがありません。
でもある日、ちょっとした興味で、すり鉢でジェノバソースを作ってみたら、意外と美味しくて、しばらくはこれでいいかと思っています。
置く場所があればフードプロセッサーが欲しいけれど、物があるとお手入れの手間もかかるので。

それに、すり鉢を使うのがとても好きです。
胡麻をすったり、冷や汁を作ったり、ジェノベーゼを作ったり、すり鉢は大活躍。
扇風機にあたりながら、何にも考えずにごりごりとすり鉢を回す。
こののんびりした時間が幸せ。
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休日の夕方、洗濯物を取り込んだ後、ベランダで冷茶を飲みながらふうと一息つく。ささやかだけど幸せを感じるひとときです。
暑すぎず、寒くなく、道往く人は楽しそうだし、ランドマークタワーも空も綺麗。
日が長いからでしょうか。
夏はいつもよりのんびりしていて、時間の密度が緩い気がします。
夏は夕暮れが一番好き。
夏っていいなあと思う時間です。


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# by norlie | 2015-07-19 19:16 | Lifestyle