タグ:ドライブ ( 11 ) タグの人気記事
 
八幡平の黄葉@岩手
e0048530_00574311.jpg
10月の初め、八幡平にドライブに行ってきた。
この時期、八幡平の紅葉は山頂の見頃が終わり、中腹の御所沼のあたりが見頃に差し掛かっていた。

御所沼周辺は、一面の笹の緑色と山吹色のコントラストが美しい。
まるで、ミモザか何かの黄色い花畑にいるよう。
一口に紅葉といえど、こんな景色もあるのだなあと感慨深い。

一つの山に毎週通いたい。
紅葉が山頂から裾野へ広がるまで。
その変化をゆっくり眺められたら素敵なのに。
なーんて思った秋の一日。

[PR]
by norlie | 2016-11-21 01:08 | ぷらっと岩手 | Comments(0)
 
国道45号線ドライブ旅6 @岩手・宮古、そして八戸へ
e0048530_16045901.jpg
お昼過ぎに宮古に入る。
お腹も空いていたので、宮古の魚菜市場で昼食をとることにした。
漁港のイメージが強いので、宮古の魚菜市場が意外と内陸にあって驚いた。
宮古には親戚が住んでいるので、ここまで来ると少し安心する。

市場内の食堂で海鮮ちらし丼とお味噌汁をいただく。
具材いっぱいの美味しい丼に舌鼓を打ち、少し一休み。

宮古といえば、やっぱり浄土ヶ浜。
市場を出たら、早速浄土ヶ浜方面へ向かう。
e0048530_16095679.jpg
浄土ヶ浜には何度も来ているが、実は夏に来たことはなかったと気づく。
第一駐車場に駐車し、そこから歩いて向かうのが奥浄土ヶ浜と呼ばれる場所で、一般的に『浄土ヶ浜』として写真で紹介されるのはその奥浄土ヶ浜だ。
第一駐車場から奥浄土ヶ浜までは遊歩道を歩いて15分くらい。
いつもならこの道を行くのだが、この日は釜石大観音で歩き疲れたこともあって、第一駐車場から出ている無料シャトルバスに乗ってみることにした。

バスはゆっくりと奥浄土ヶ浜へ降りていく。
景色ならやっぱり遊歩道の方が好きだが、歩き疲れた父にはバスの方が快適だったようでちょうど良かった。

e0048530_16151782.jpg
この日、奥浄土ヶ浜は抜群の美しさ。
透明度の高いクリスタルのような水面の向こうに、真っ白な岩がよく映える。
本当に綺麗でため息が出る。

夏の奥浄土ヶ浜は海水浴場になっているようで、子供達が海水浴を楽しんでいた。
それでも人でごった返しているというわけではなく、とても過ごしやすい。
波がなく、浅瀬になっている面積が広いので、まるで天然のプールみたい。
いいなあ、こんな海だったら私も怖がらずに泳げたのに、と思ってしまう。
東北にもこんな綺麗な海があったんだなあ。

浄土ヶ浜に来るのは秋が多く、それも八戸から来ると、いろいろなところに寄った結果、夕方になることが多い。
風が強かったり、曇っていたり、陽光の反射が強かったりと、これまで「すばらしい!」と思うような浄土ヶ浜には出会えていなかったのだけれど、この日の浄土ヶ浜は本当にその名の通り"浄土"だった。

こんな海なら私も水着に着替えて飛び込みたい!
…が、水着は当然持っていないし、そろそろ出ないと夜までに八戸に帰れなくなってしまうので、渋々帰りのバスに乗った。

e0048530_16215765.jpg
ここからは一路八戸を目指しての帰路についたような感じだった。
もともと田野畑村や宮古には親戚がいるので、よく来ているし、見知った道は安心する。
観光スポットも大体行き尽くしている。
それでも北山崎や黒崎灯台、鵜の巣断崖などは久しぶりに寄りたかったが、時期的に虫が怖かったので今回は立ち寄らなかった。(吉浜の傷がここでぶり返した…)

一箇所だけ寄ったのは、野田村の道の駅。
ここに美味しい塩ソフトがあると聞いて立ち寄る。
個人的に、最近流行りの塩バニラ味の飴やお菓子の味が好きではなかったので、それ程乗り気ではなかったのだが、おごってくれるというので行く。

e0048530_16294475.jpg
どうせ塩バニラの飴と同じような味なんでしょ、と思って一口食べたら、全然違った!
なにこれ!美味しい!

塩の味が全くなく、普通のソフトクリーム。
…なのだけれども、後に残るまったりとした甘さがなく、すっきりさっぱり口の中が爽やか。
しかし、決して塩の味はしない。

期待していなかったので写真も撮らずに食べ始め、食べ始めたら美味しくて止まらなかったので、写真が食べかけ…。
本当に美味しかった!
また食べたいなあと思う味。
一般的なソフトクリームは甘すぎて好きじゃなかったのだけれども、このスッキリした甘さはとても自分好みだった。
道の駅のだ。また行きたいよ…!

そうこうしているうちに、45号線は久慈を通り、階上を通り、やがて八戸へ到着。
なんだかんだで長かった!だけどやり遂げたことが嬉しいかぎり!

仙台を出て北へ向かいながら、多くの景色を見た。
三陸の美しさ。たくましさ。賢明さ。優しさ。
知らなかった景色や知らなかった出来事、復興の風景。
自分の目で見て、自分の足で歩く楽しさに代えられるものはない。
ニュースを見て、新聞を読んで、雑誌を見るだけで満足したらもったいないんだなあと思った。

子供の頃から「三陸の」という枕詞のつく場所で育ったものの、なんとなくしかわからなかった「三陸」の土地。
それが北から南へちゃんと繋がって、自分の中で実感として持つことができた。
とても良い経験になったし、こんな過酷な旅に一緒に付き合ってくれた父に感謝。楽しかった!

[PR]
by norlie | 2016-10-08 09:07 | ぷらっと岩手 | Comments(2)
 
国道45号線ドライブ旅5 @岩手・釜石
吉浜で思わぬトラブルに見舞われ、2時間近くロスした私たち一行は、アブ襲撃事件の恐怖を引っ張りながら釜石に到着。
釜石といえば、海辺に立つ真っ白な大観音で有名なので、そこへ行ってみることに。
e0048530_15005240.jpg
看板に従って車を走らせると、そう遠くない場所にお寺があった。
"釜石大観音"という呼び名の方が有名だが、観音様を擁するのは石応禅寺という曹洞宗のお寺なのだそうだ。
行ってみるとその大きさにびっくりする。
高さは48.5メートルの魚籃観音。
真っ白で美しく、まるで古さを感じさせないので、最近のものかと思ったら、1970年に落慶したとのこと。
意外と古いのでびっくりした。

観音像の中は胎内めぐりできるようになっており、中は13階に分かれていた。
最初の方の階では三十三観音が祀られており、じっくり拝見する。
一人一人の観音様の顔を拝んでいたら、心なしかアブ襲撃事件で波立っていた心が落ち着いた気がした。
その後はひたすら螺旋階段を登っていく。
結構疲れたが、それ以上に、同じ方向に登り続けるため目が回った。
e0048530_15111304.jpg
上まで登って目にしたのは太平洋の大パノラマ。
高台に立つ大観音の最上階は海抜120メートルに達する。
それが海すれすれに立っているので、釜石湾をそれはそれは綺麗に見渡すことができた。
風の音以外に音はほとんどない。まるで時が止まっているみたいに静か。
だけど、遠くでは船が沖合へ向かい、世界が動いていることが感じられた。
雲ひとつない青空と濃紺の海が溶け合うまっすぐな水平線。
観音様の最上階にはそのとき自分一人しかおらず、こんな高い場所に、それも吹きっさらしで、自分がたった一人で立っているということが不思議な感覚だった。

e0048530_15163183.jpg
振り返ると釜石の街並みや港が見える。
こうやってみると、岩手の三陸沿岸部というのは、本当に海すれすれまで険しい山々が広がっているんだなあとわかる。
起伏が激しく変化に富んだこの地形こそ、リアス式海岸の魅力なんだろうなあ。

東日本大震災の時、『釜石の奇跡』と呼ばれる出来事があったのもこの町だ。
小学生と中学生ら、そして教職員が、自らの判断で、避難方針を変えていき、最終的に安全な高台に行き着いて、監督下の全員が生き残った出来事。
当時、私もニュースで読んで、すごいなと思った。
学校の防災訓練では大抵、校庭に整列させられる。私もそう習った。
ところがこの中学校では、校庭に並ぼうとした学生らを教職員らが高台へ誘導し、隣の小学校の教職員らも同様に、校内の避難から高台への避難に方針を転換させたとのこと。
そして、一定の高台へ行き着いた後も、中学生らがもっと高い場所へ避難した方が良いと判断し、小学生らを連れて移動したのだという。
いくつかの臨機応変な判断が多くの命を救ったという話は、胸に詰まるものがあった。
津波に敏感な土地柄ゆえの判断もあったのかもしれない。
それでもそこに住む子供や若者の多くは、津波を知らなかった世代だったはずで、語り継がれたり防災訓練で意識付けはされていても、実際に行動に移せるというのはやっぱりすごいことだと思う。

そんな釜石の町を見守る観音様。
多くの命を抱いて、今日も静かに太平洋の海を見渡している。
大観音の大きさも去ることながら、観音様の立つ高台からの景色が本当に素晴らしいので、釜石を訪れる方には是非立ち寄って欲しい場所だなあと思う。
観音様の最上階から見る景色も素晴らしいし、観音様の足元から見る景色もとても美しい。
天気の良い日は三陸の美を一望できる場所だと思う。

[PR]
by norlie | 2016-10-01 08:00 | ぷらっと岩手 | Comments(0)
 
国道45号線ドライブ旅4 @岩手・大船渡
翌朝、バルコニーから差し込む朝日の眩しさに目が覚める。今日も良いお天気。
宿泊した大船渡プラザホテルのお部屋は本当に快適で、37平米のデラックスツインはゆったり広々で過ごしやすかった。
最初、温泉や大浴場がないのを残念に思ったのだが、その分、お部屋に広い独立したバスルームがついているので、十分満足。
大船渡湾を見渡す好立地で、バルコニーに出ると、左手に飛定地山、そして湾の向こうに八ヶ森まで見渡せて、とても気持ち良い。
バルコニーには椅子とテーブルが置いてあるので、そちらでゆったり過ごすこともできた。

e0048530_14165782.jpg
朝食バイキングでたっぷりお腹を満たして、ホテルを出発。
再び45号線に乗って、北へ向かう。
釜石まで一直線に行くのもつまらないので、途中、吉浜のところで寄り道をしていくことにした。
持参していた雑誌の地図に、好景観道路と書かれていたので、吉浜から県道250号線に入り、半島をドライブしてみることに。
ところがこれが結果的に思わぬ時間ロス&精神的ロスになってしまうことになった。
e0048530_14210229.jpg
吉浜に曲がると、そこはとても静かで気持ちの良い漁村といった感じで、とてものんびりとした空気が流れていた。
商店とかコンビニとかはまず見当たらず、虫と鳥の声ばかりが響く。
それはもう本当に、海辺の集落を舞台にした映画の世界に飛び込んでしまったんじゃないかと思うくらい、絵になる風景。
夏休みの小学生が一人、道を歩いて行くのを見かけたが、なんだか私まで胸がわくわくした。

集落の片隅に車を止めて、吉浜湾を見渡す。
本当に静かで、平和な景色だ。
ここでの暮らしはどんななんだろうと思いを馳せる。

そんな気持ちの良い集落を走ること30分。
GPSつきのナビを見ると、「あれ、思ったより進んでない」。
半島の折り返し地点までそろそろ着くかなあくらいに思っていたけれども、まだ、全体の6分の1くらいしか走っていなかった。
「このペースじゃ遅くなっちゃうね」といいながら、とはいえ、集落の道路でスピードを上げるわけにもいかないので、ゆっくり走る。

…が、その後が大変だった。
集落の中を走っているうちは整備された綺麗な道路だったのだが、やがて好景観道路はどこへやら。
林道かと思うような細い道になり、周りは林だらけ。
家も人も見えなくなり、鍬台山と物見山と書いてあるあたりに入ると思った以上に道が細く、木が高い。
かろうじて舗装はされているものの、とてもとてもスピードを出せるような状況ではなく、20〜30kmくらいでとろとろ走る。
最初の集落のところを過ぎると、全く好景観を見ることなく半島の先っちょへ。
ところが、半島の先っちょといっても、物見山の影に位置するため、さっぱり景色は良くなかった。

とりあえず、早く半島を脱したい一心で車を走らせる。
道路が細いので対向車が来ないことが救いだったが、他に人がいないというのもそれはそれで不安になってくる。
折り返し地点を過ぎてしばらく車を走らせると、唐丹湾という湾が見えてきた。
青くて綺麗な湾だ。
そしてその向こうには集落が見える。
ああ、よかった。でも結構遠い。今すぐあそこに行きたい。
e0048530_14381739.jpg
景観が良かったので何の気なしに車を止めて外へ出てみた。
が、思えばこれが過ちだった。
ふと車を振り返ると…ぎゃーっ!!

車の周りに黒い虫が何匹もたかっている。しかも結構でかい。
車の周りにたかりすぎてて、ドアを開けられない。
怖い怖い怖い怖い怖い。む、無理…。

父に車を前に出してもらって、すぐさま車へ乗り込む。
ところが、虫が2,3匹飛び込んできた。

車の中は大パニック。車を止めてとにかく虫を外へ出し、窓を閉める。
が、1匹でかいやつがバックシートに佇んでいるのが目に入ってしまった。
どうしよう!あれって、どう見てもアブじゃん!!(薄々そう思ってたけど…)

硬直する私を余所に、父がタオルでガシッと捕縛し、外へ出す。
父もアブとわかって結構焦ったみたいだが、そこはさすがというかなんというか、あっさり倒してくれた。
恐ろしいアブから命を守ってくれた我が父に心の底から尊敬の念を抱く。

その後、車内に虫が完全にいなくなったことを念入りにチェックし、車を発進。
車内にはいなくなったが、車の周りには飛び回っていて、とても恐ろしかった。
そんなアブ襲撃事件のせいで、私の心臓はばっくんばっくん。
九死に一生を得たような思いがこの先釜石市まで続くことに…。

振り返って思えば、時期は8月。思いっきりアブのシーズン。
アブは二酸化炭素や車の排気ガスが大好きなので、車に寄ってくる習性があることは知っていたが、数が数なのでとても怖かった。
海の近くだったので油断していたけれども、岩手の沿岸部って言ってみれば山がずっと続いているようなものなわけで…。

田舎や自然が好きだ思っているけれども、このときばかりは「今すぐ都会に帰りたい!」と思ったのだった。

[PR]
by norlie | 2016-09-24 14:53 | ぷらっと岩手 | Comments(0)
 
国道45号線ドライブ旅3 @宮城・南三陸から岩手・大船渡へ
この旅では、宿を大船渡にとっていた。
この日は仙台を出て、松島から東松島、石巻、南三陸、気仙沼、陸前高田、そして大船渡へ。
これらの土地は、いずれも、5年前のあの日からテレビで何度も流れた場所。
国道45号線は、東日本大震災の被災地を通る主要道路でもある。

ここからはどうしても震災や津波の爪痕を感じずにはいられない景色が続いた。
思うところはたくさんあるけれども、あまりしんみりしないように書いていきたいと思う。

石巻を過ぎると、国道45号線は沿岸ではなく、かなり内陸を走るので、津波の爪痕と思われるような風景は少なかった。
だから、自分がそれを最初に目にしたのは、国道45号線が再び海にぶつかる町、南三陸町だった。
e0048530_00023271.jpg
南三陸町に入ると、国道45号線は大きく沿岸部に曲がり、海すれすれを走るようになる。
内陸部から山を下って、やがて海が見えた時、そこに広がっていたのは、町ではなく大きな空き地だった。

町一つ、確かにここにあったんだなと思うような広大な面積が、灰色の砂利に覆われている。
こんな内陸まで津波が押し寄せ、建物をさらっていったのだということが信じられない。
地面は舗装されておらず、砂利が敷き詰められていて、本当に広大な埋め立て地のよう。
建物はほとんどなく、クレーンや工事トラックがあちこちに止まっている。
なんというか、言葉もなく、呆然とするような広さ。

およそ建物のなさそうな道だったが、石巻から止まらず走ってきたので、そろそろトイレ休憩&コーヒー休憩したい心持ち。
休憩できる場所がないか、探しながら車を走らせていくと、プレハブの建物群を発見。
駐車場に車を止めて出てみると、そこには『南三陸さんさん商店街』の文字。

テレビで見たことのある場所だなとすぐにわかった。
南三陸町の被災地に仮設で営業している商店街。
公共トイレがあったのでお借りした後、コーヒーが飲めるようなカフェを探してみるも、見つからない。
地元の方に「コーヒーを飲める場所はありませんか?」と聞いてみると、近くの商店でコーヒーが飲める場所があると教えてもらった。

ヤマウチという酒屋さんで、入ると完全に商店街の酒屋の雰囲気。
しかし、お店の一角に素敵なカウンターがあり、その向こうにはエスプレッソマシンやコーヒー豆が見える。

酒屋のスタッフさんは、地元に住むお母さん方といった雰囲気で、三人の女性。
「コーヒーを飲めるって聞いたんですけど…」と言ってみると、「はい、飲めますよー!何にしますか?」と元気に聞いてくださる。
メニューを見て、とにかく暑い日だったこともあり、アイスコーヒーをオーダー。
しばらくして、お母さん方の一人がアイスコーヒーを手渡してくれる。

飲んでみると、おいしい!!
体に染み渡る香ばしさ、冷たさ!!
香りが良くて、鼻に抜けるようなコーヒーの味。うまーい!!

「おいしいです!」というと、お母さん方がにっこり笑ってくれる。
椅子を進められたので、カウンターの前に座り、お母さん方と少しお喋りをした。

「仙台から来たんですが、大船渡まであとどのくらいかかりますか?」
「大船渡までなら、もうすぐ夕方だから二時間半くらいはかかるんじゃないかねえ」
「道路混むもんねえ」
「わたしたち、八戸に帰る途中なんです。今日は大船渡に泊まるんです」
「まあ、八戸。私、叔父が八戸にいましてねえ」

そんな感じで、お母さん方の身内のお話を聞いたりする。
やがて、話は震災のことにも及んでいく。

お母さん方は、世間話をするように、震災のことを話してくれた。
私たち旅行者に気を遣わせないように、あまり感情的にならずに、話してくれた。
防災庁舎のアナウンスのこと、この仮設商店街のことなど、ニュースで知っている話もあったが、お母さん方の口から聞くと、ぐっと現実味を帯びたものになった。
震災後、天皇陛下がいらっしゃって、すぐ目の前に来て感激したことも聞いた。
こういう話を、これまでも多くの旅行者にしてきているんだろう。
私もあまりしんみりしないように、相槌を打つ。

コーヒーを飲み終わって、体もたっぷり休められて、そろそろ行きますと席を立つ。
「良い旅を」を言ってくださったので、「がんばってください」と返す。
とっさに出たのは、やっぱり月並みな言葉だった。

今は今という日常があり、それは5年前のものとは違う。
神奈川に住む私は、5年経って、復興がどのくらい進んでいるのか正直よく知らなかった。
東京周辺はすっかり震災前と同じような生活だし、5年も経てば復興もだいぶ進んだだろうというイメージを持っている人も少なくないと思う。

でも違う。
瓦礫だらけだった町は、瓦礫こそ撤去されたが、やっと更地に帰っただけの状態。
元あった建物も人も、戻ってはいないし、生活だって不便なまま。
生活が元に戻ったわけじゃなく、そこに住む人々が、むしろその生活に慣れただけなんじゃないかとすら思う。

復興ってなんだろう。
元に戻すこと?それとも、別の形で前に進むこと?
よくわからないけれど、この場所が、まだ復興のほんの道半ばにあることは、私にもよくわかった。

それでも、お母さん方の眩しい笑顔と、とびきり美味しいコーヒーに、南三陸町の気概と、人間の強さを見た気がしました。

16時頃、商店街を出る。
酒屋のお母さん方は「この時間だと、大船渡までなら二時間半くらいはかかる」と言っていたが、うちのナビさんは「大船渡なら一時間半で着く」と予測。
実際に車を走らせてみると、やはり正しいのはお母さん方のほうだとわかった。
途中の気仙沼あたりで、平日の帰宅ラッシュの時間になり、国道45号線は大渋滞。
亀のようにノロノロ運転で市街地を走ること一時間弱。
国道45号線は気仙沼でも沿岸部を走るため、震災の爪痕を多く目にした。
しかし、それ以上に大渋滞を起こすほど多くの人々が、この町で暮らしているんだということが、さすがは大きな市だけあって頼もしくも感じた。

山の稜線に日が落ち始める頃、車は岩手県に突入。陸前高田へ。
ここでは、45号線から遠くに奇跡の一本松が見えた。
「あれが、あの有名な松か!」と少し興奮。

陸前高田のあたりは、南三陸町に似たような雰囲気で、建物もほとんどなく、砂利の更地が広がっている風景だった。
そこにポツンと松が一本。
希望の象徴として、あるいは、生き残った強さの象徴として、心情を重ねてしまうのも無理ない風景。
私も、思わず手を合わせる。

e0048530_01042887.jpg


暮れなずむ国道45号線を走り、すっかり暗くなった頃、なんとか大船渡市に到着。
19時前くらいに、宿泊予定の大船渡プラザホテルにチェックイン。
疲れたー!!

外に食べに行く元気もなく、ホテルの1階で夕食。
リーズナブルで、かつ、とても美味しかった。
ボンゴレビアンコをいただいた。
大きなアサリがこれ見よがしにたっぷり入っていて、濃厚なアサリエキスがパスタに絡みつく。
素直に満足。
e0048530_01165621.jpg
こちらのホテルは各部屋についた浴室が広くて綺麗で、湯船に浸かってゆっくり休めた。
明日はいよいよ大船渡から八戸までの行程。
早めに就寝して、英気を養う。

[PR]
by norlie | 2016-09-17 09:42 | ぷらっと南東北 | Comments(0)
 
国道45号線ドライブ旅2 @宮城・東松島
松島海岸から奥松島へ。
奥松島というのは、松島湾を囲むように突き出た宮戸島、寒風沢島のあたりを言うそうで、地理的には松島市の隣の東松島市に位置する。
車を走らせていると、海と島々が入り組んだ複雑な地形が次々見えて、魅了される。
小さな漁村や入り江もたくさんあって、これは楽しそうな場所だなあと思うことしきり。
民宿に泊まって一夏を過ごしたくなる場所。

e0048530_22481933.jpg
澄んだ青空の下、海も青く綺麗。
複雑に入り組んだ島々の、木々の緑と岩の白さがなんとも趣深く、まるで絵のよう。
静かな漁村といった感じで、とてものんびりした空気が流れていた。

四大観の一つ『壮観』にあたる大高森は、この奥松島にあるのだけれど、残念ながら時間がないのでスルー。
どんどん奥に車を走らせる。
奥松島のことはよく知らないので、とりあえず行けるところまで行ってみた結果…。
e0048530_22550183.jpg
島の道路の一番奥と思われる場所に到着。
この場所は、私自身は初来訪だったが、震災前に父が一度奥松島へ来た時、思い出に残っていた場所だったのだそう。
どうなっているかわからないけど行ってみたいと言うので、ここまで車を走らせてきたのだった。

恐る恐る車から出てみると、堤防の向こうに小さなビーチ発見。
大浜海水浴場というらしい。
父自身も以前、適当に車を走らせてたまたま見つけた場所だったそうで、地名を知らないまま再訪。

この奥松島を含む東松島市は、2011年の東日本大震災の被害が大きかった場所の一つ。
宮戸島にある2つの海水浴場(大浜海水浴場や、月浜海水浴場)も、島の方々が復旧したことで、今のこの美しい砂浜を取り戻したのだそうだ。

それでも以前あった小屋や建物がなく、風景は変わっているようで、父の以前の記憶とすり合わせ、しんみりした。
初来訪の私にとっては、今は小さく静かな、景観の良い海水浴場。
この日は人が少なく、プライベートビーチのように気持ちよかった。

この近くには、宮戸島の名所・嵯峨渓という観光地があるそうで、今度はそちらにも行ってみたいなあと思いながら島を後にする。

奥松島を後にし、再び45号線を北上。
石巻へ向かって車を走らせていると、空に思わぬ飛行機雲が!
これってまさか…。

e0048530_23131155.jpg
ブルーインパルス!!!

そういえば、東松島市には、ブルーインパルスが所属する航空自衛隊松島基地があったのだった。
ブルーインパルスは、航空自衛隊第4航空団に所属する第11飛行隊の呼び名で、アクロバット飛行を専門に行うチーム。
日本各地の自衛隊航空祭のイベントなどで、曲芸飛行を披露するチームで、この東松島市で訓練飛行が行われている。
つまり、ここでは結構な頻度でブルーインパルスの飛行姿を見ることができるそうで…。

感激だ〜!!!

結構前からブルーインパルスに興味があり、ずっと見てみたい見てみたいと思っていたのだが、一度も叶っておらず。
地元の三沢航空祭は雨だったり、仕事の都合が合わずに帰れなかったり、神奈川周辺で狙ってみてもなかなか予定が合わなかったり…。
ここ4,5年くらい、虎視眈々と機会を伺いながら、まだ一度も見れていなかったブルーインパルス。

まさかこの旅で会えるなんて。
どこかの航空祭に行かなければ見られないとばかり思っていたので、本当にうれしい限り。
一気にテンションが上がる。

大空に弧を描く一機のソロ飛行。
隊を組んで揃って舞う四機の編隊飛行。
本当にかっこよくて、いつまでも子供のように空を見上げました。(コンビニの駐車場から)

[PR]
by norlie | 2016-09-10 09:43 | ぷらっと南東北 | Comments(0)
 
国道45号線ドライブ旅1 @宮城・松島
今回、仙台を訪れたのは、実は別の目的があった。
仙台観光が本当の目的ではなく、今回の旅は『国道45号線ドライブ旅』。

国道45号線というのは、宮城県仙台市から太平洋沿岸に沿って青森県青森市まで続く国道。
この道路に沿ってドライブしてみたいというのが長年の夢だった。
八戸から宮古までは何度も車で走ったことがある道だが、それより南は未知の世界。
当初は八戸から仙台まで走るつもりだったのだが、お天気の都合などもあり、松島から八戸までの復路で45号線を走ることに。

e0048530_22030388.jpg
昼まで秋保大滝や瑞鳳殿を観光した後、まずは腹ごしらえ。
利府の道路沿いにあった南部屋敷でうな丼とミニ蕎麦をいただく。
南部屋敷は岩手県のお蕎麦のチェーン店。大きな道路沿いによくあるイメージ。
この日はたまたま道路沿いに南部屋敷を見つけ、お腹も空いたのでそこで昼食。
宮城県なのに、盛岡にいる気分になる。
この時点ではまだ県道8号線。

e0048530_22153863.jpg
8号線から海沿いに出て、松島へ。いよいよ45号線の旅がスタート。
松島は5年前にも来て遊覧船を満喫したので、今回は展望台へ行ってみることに。
松島海岸から一番近い四大観の一つ『幽観』こと扇谷へ行ってみた。

45号線から未舗装の道に逸れ、少し車を走らせると、駐車場らしき所に到着。
幽観の場所までは、5分くらい階段を上がると着く。

晴れた空に遠くの島々が見渡せて、気持ち良い。
ただ、ちょっと周辺の木が多かったような。
時期的なもの?夏だから木の葉っぱがわさわさしてるせい?

四大観といえば、他に壮観、麗観、偉観があり、やっぱり一番標高の高い壮観の景色を見てみたいことしきり。
でも、壮観のある大高森はちょっとした登山コースなので、今回は時間が足りず、幽観のみ。
他の場所はまたいつか行けるといいな。

e0048530_22071449.jpg
幽観の後は、45号線に出ていた看板を見て、すぐ近くにある双観山展望台へ。
ここは、四大観ではなかったが、ひっそり気持ちの良い展望台があった。
個人的には幽観よりも、こちらの景色の方が開けていて気に入った。

足元には松が広がり、その先に海、そして島々。
そんなに高い位置ではないので、見下ろすとまではいかないが、島々は綺麗に見える。
人も少なく、吹き抜ける風が気持ちの良い場所。
e0048530_22303033.jpg
双観山を楽しんだ後は、少し寄り道。
45号線に戻らずに、脇道を進んでみると、どんどん下に降りて行ってやがて小さな入り江に着いた。
ほとんど波のない静かな入り江。
時折、遠くに遊覧船が横切っていくのが見える。
のんびり気持ちの良い場所。
松島ってこういう場所がいくつもあるんだろうなあ。

一休みした後は、再び車を走らせ45号線へ。
この後は、また少し道を逸れて、奥松島へ向かう。

[PR]
by norlie | 2016-09-03 09:56 | ぷらっと南東北 | Comments(0)
 
伊達政宗公を探して、瑞鳳殿へ @宮城・仙台
仙台といえば伊達政宗。
奥州の雄、独眼竜の異名を持ち、高い人気を誇る戦国武将。
ただでさえ有名な戦国武将の少ない東北地方は、戦国武将といえば伊達政宗頼みの感もあり、結構親しみを覚える。
私の地元は伊達藩ではなく南部藩なのだが、それでもやっぱり、伊達政宗は好き。
そんなわけで数年前に仙台城址に行ってから、一度来てみたいと思っていたのが伊達政宗の霊廟・瑞鳳殿。

秋保大滝を後にした私たちは仙台駅の南側にある瑞鳳殿へ。
駐車場から結構な急坂とそこそこ長い階段を登る。
猛暑も相俟って、日陰なのに疲れた。
e0048530_22412472.jpg
階段を上ってゆく。
手前の坂と違って、階段はなだらかなので登りやすく、あっという間に着いた。
こういうひっそりとした雰囲気は好き。鎌倉みたい。

e0048530_22423431.jpg
瑞鳳殿に到着。
出口から入場券なしで逆走してしまう人がいるのか、瑞鳳殿とその他の拝殿との間になぜか自動ドアが設置され、片側からしか開かないよう制御されていた。
屋外なのに、そして霊廟なのに、現代的な自動ドアだけあって、なかなかシュールな光景…。

拝殿は全体的に黒漆が塗られており、そこに金箔の装飾。伊達政宗のイメージ通り、かっこいい。
そして、それ以上にかっこよく、惹かれたのが、斗組の美しさ。

e0048530_22495679.jpg
こんな斗組は初めて見た。色遣いがすごい。
組み方もなんだかすごい。しかも、なんか全ての斗に紋までついてる。
派手だけど、色彩のトーンが統一されていて、好感が持てた。
何か計算された色遣いなのだろうか。本当に面白くて、パズルのよう。

黒漆の扉に金箔で大きく象られているのが、伊達家の家紋『竹に雀』と『九曜』。
一方、斗組に刻まれている紋は4種類くらい?
パッと見て、『九曜』と『菊』と『三つ巴』と…あとなんだろう。
わからないけれども華やかな色遣いとデザインに圧倒された。

ずいぶん現代的な色遣いだなあと思って見ていたら、どうやら現代風なのではなく、安土桃山様式がこういう色遣いなのだそう。
知らなかった。華やかな文化だったのだなあ。

e0048530_23062704.jpg
敷地内には伊達政宗の霊廟・瑞鳳殿の他、二代藩主伊達忠宗公の霊屋・感仙殿、三代藩主伊達綱宗公の霊屋・善応殿がある。
建築様式は瑞鳳殿とほぼ同じだが、若干控えめな作り。

折しもこの日は、仙台の七夕祭りの2日前。
瑞鳳殿では毎年七夕祭りの時に、七夕ナイトという夜のイベントを行うようで、敷地内にはそこかしこに吹き流しや笹が飾られていた。
華やかでとても綺麗。政宗公も喜んでいるのではないかなあ。

瑞鳳殿は今年の8月10日から11月中旬まで漆塗装塗り替え工事で見られなくなってしまうとのこと。
私が訪れたのはちょうど一週間前。
旅行の日程が少し遅れていたら見れないところだったので、ラッキーだった。

それにしても、瑞鳳殿。一番心に残ったのは、やはりあの素敵な斗組でした!

[PR]
by norlie | 2016-08-27 09:21 | ぷらっと南東北 | Comments(0)
 
夏の鳴子峡 & 秋保大滝へ @宮城
宮城県を訪れて最初に行ってみたのが鳴子峡。
紅葉で有名な場所だが、夏の鳴子峡も気持ちよさそうなので行ってみることに。

東北自動車道の古川ICを降りて国道47号線を北西へ向かうと、鳴子温泉に着く。
その鳴子温泉を過ぎて少し行ったところに、鳴子峡があるとのこと。

駐車場へ降り立ってみて、最初はどっちの方向が鳴子峡なのかよくわからなかった。
とりあえず、開けた方に歩いて行ってみるとすぐに、あの有名な景色を発見。
これだ!
e0048530_21564796.jpg
この景色に、心の色眼鏡で紅、黄、オレンジ色の秋景色をイメージしてみる。
うーん、美しかろう!

まさにこれがいろいろなポスターやテレビで見た鳴子峡。
今は青々としているけれど、それもまたとても気持ちいい。

駐車場も閑散としていて、過ごしやすかった。
秋はさぞ美しい景色が見られるのだろうなと思う反面、人でごった返すのかなあと思うと少し大変そう。

それにしても、ポスターでよく見ていたこの景色の中心にある橋。
鳴子峡といえばこの橋がどの写真にも出てくるけれど、この橋はまさに今、ここへ来るときに車で通ってきた国道47号線。
この橋って国道47号線の橋だったのね〜と、それはそれでしみじみ驚いた。
もっとなにか、山奥の橋とかをイメージしていたので。

この峡谷の木々が全て紅葉で色づいたら、本当にため息が出るような美しさになることだろう。
観てみたいなあと思いながら、後にしたのだった。
(この後は、前回の日記に書いた、仙台うみの杜水族館へ行きました。)

e0048530_22043238.jpg
翌日、仙台宿泊後に真っ先に向かったのは仙台の奥座敷・秋保温泉にある秋保大滝。
幅6メートル、落差55メートルのこの滝の良いところは、滝つぼまで歩いて降りることができ、間近で滝を見られること。
しかも、滝つぼまでわずか5分で、結構さくっと行ける。
(その代わり、帰りは急な階段を登ることになる。登りはつらいと聞いていたので、とてもゆっくり歩いたおかげか、私はそこまで疲れずに済みました)

滝つぼまで降りてみて思ったことは、確かにすごく近い!
滝の水飛沫が顔にかかり、眼鏡が飛沫でびしょびしょに…。
マイナスイオンいっぱい、というより水滴いっぱいの滝つぼ遊び。楽しかった!

そして、滝つぼの迫力と涼しさもさることながら、振り返ってみて、思わずはっと息を呑んだのは、滝から落ちた水が流れていく渓流の美。

e0048530_22042928.jpg
滝つぼから飛んでくる細かい水しぶきが夏の日差しできらきら反射し、光のベールのように見える。
その向こうに、幻想的な渓流の風景。
大瀑布だからこその水飛沫と、光が織成す美しい渓谷美でした。

[PR]
by norlie | 2016-08-20 09:54 | ぷらっと南東北 | Comments(0)
 
いのちきらめく うみ / 仙台うみの杜水族館
8月の初め、父と一緒に宮城・岩手を旅してきた。
1日目、まずは仙台うみの杜水族館へ!

昨年7月にオープンした新しい水族館。
仙台市の海沿い、高砂中央公園内に開けた明るい雰囲気の建物で、広々として気持ちよかった!

私が訪れた日は8月第1週の平日。
人はたくさんいるけれども、決して大混雑しているわけではなく、一つ一つの水槽やショーをじっくり見ることができた。

e0048530_20531942.jpg

館内に入ってすぐ目の前にあるのが、大水槽『いのちきらめく うみ』。
三陸の海を再現しているそうで、アカエイやホシエイが気持ちよさそうに横切っていく。
そしてその向こうに、きらきら光るマイワシの群れ。
個人的にはマダイのぼーっとした顔がなんとも愛らしく気に入った。
あとは、黄色と黒の縞々模様のカゴカキダイが綺麗だったなあ。
まさに名前通り、たくさんの命が煌めく海。

三陸の海にはこんなにも多くの魚がいるんだなあと初めて知った。

いろいろな水族館に大水槽があるけれど、このうみの杜水族館の大水槽は、高さがある点と、外からの光が取り込まれている点がよかったと思う。
とても気持ちよく、開放感があって、海を覗いているみたいだった。

館内は1階が東北の海を再現したコーナー。
面白い魚や身近な魚、愛らしい魚たちがたくさん展示されている。
個人的には、東北の水族館なので、冷たい親潮の海にいる魚たちのコーナーがよかった。
そのまま屋外に出るとヤマメやイワナがいる広瀬川を再現したコーナー。水族館だけどリスもいた。
その先のエスカレーターを上がるとショーが行われるプールに続く。

e0048530_20581888.jpg


こちらのプールではアシカとイルカのショーを観覧。
仙台うみの杜水族館は、横浜八景島が運営に参加しているそうで、中には八景島からやってきたイルカもいるのだそう。
嬉しいご縁を感じました。

どのイルカも本当に人懐っこい様子が印象的で、愛らしかった。
ショーに参加しているのはほとんど(全部?)がバンドウイルカのよう。
待ち時間も、イルカたちがそれぞれ自由に遊び回っていて、よいしょとプールサイドに上がってみたり、物を倒して遊んでみたりと、イルカたちが気ままに過ごしているので、それも含めて楽しいショーを見ている気分。
あっという間の待ち時間だった。

ショーが始まるとまずはアシカからスタート。
アシカも手を叩いたり、華麗なジャンプを見せてくれたりと、大活躍。
普段、水族館でのんびりしている姿ばかりを見ていたので、こんなに素早く動いて、大ジャンプできるのかと感心した。
続くイルカたちのショーも、人間と連携しての見せ方がとても上手で面白かった。
人間を押して一緒に飛ぶジャンプや、見所の一斉ジャンプなどはやっぱり清々しい。
物理的にもイルカとの距離が近く、迫力があって楽しかった。

改めてイルカって頭がいいんだなあと実感。そしてとても人懐っこいんだなあと。

ショーの後は2階の『世界のうみ』のコーナー、そして『海獣ひろば』のコーナーへ。
ここで、とってもかわいいペンギンに遭遇。

e0048530_2124258.jpg

『フェアリーペンギン』や『コダカペンギン』の名を持つ世界一小さなペンギンなのだそう。
日本では、わずか数ヶ所の水族館でしか飼育されていない種類とのこと。
(そのうち1つは行ったことがあるはずなのだが、このペンギンは記憶に残ってなかった!)

なんて愛らしい姿!愛らしい仕草!
胸がキュンとして、いつまで見ていても飽きない。
一挙手一投足が愛らしい。
座っている姿も愛らしい。

お腹の毛はなんだかもこもこしてそう。
目がつぶらすぎて、開いているのか閉じているのかよくわからない。
そんなところも可愛い。
もともとペンギンはどの種類も本当に可愛いけれど、この子はツボでした!

e0048530_21384398.jpg


ゆっくり見て回った後は、最初の大水槽のマイワシのショー『Sparkling of Life』を観賞。
こちらも見応えがあってすばらしかった。

最近、いろいろな水族館でイワシのショーをやっているそうなのだが、私が観たのはこれが初めてのこと。
きらきら輝くイワシの一群が一つの生き物のように力強くうねり、とても美しかった。
これは何度でも見たいなあ。

仙台うみの杜水族館。
期待以上に見応えがあって面白かった。
機会があればまた行きたいなあ。
[PR]
by norlie | 2016-08-13 21:51 | ぷらっと南東北 | Comments(0)