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紫陽花と海街diary
前回から約3ヶ月ぶりの更新になってしまいました。
仕事がとても忙しく、終電帰りの生活に休日出勤や徹夜も何度かあり、毎日とてもくたくたでした。
平日は会社と家の往復、土曜は夕方まで寝て、日曜にたまった炊事洗濯を・・・と言った感じで過ごしていたら、あっという間に3ヶ月。
秋まではこの忙しさが続きそうなのですが、こんな心身共に疲れ果てた生活はいかん!と思い立ち、先週は鎌倉へ行ってきました。
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この時期、鎌倉と言えばやっぱり紫陽花。鎌倉が最も混雑する季節。
土曜日だったので、大混雑必至の明月院や長谷寺は避け、二階堂方面へ行くことにしました。
鎌倉宮から瑞泉寺へ向かう途中に、色とりどりの紫陽花が綺麗に咲く場所があり、久しぶりにそちらへ足を延ばしてみることに。
自然豊かな瑞泉寺の山の中でのんびりしてこようというのがもう一つの目的。
鎌倉宮から瑞泉寺にかけては人が少なく、時々通る車に気をつけながら、一つ一つの場所でゆったりと鑑賞できました。

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瑞泉寺は、鬱蒼と茂る山奥に建つお寺。
寺のある一帯は紅葉ヶ谷という場所にあります。
山々に囲まれた鎌倉では、山筋が複雑に入り組み、山の麓に細長い谷のような土地が多く、こういった場所を"谷(やつ)"と呼ぶそうです。(ブラタモリでやってた)
比企谷、扇ヶ谷など、鎌倉には"谷"とつく地名が多いのですが、この瑞泉寺一体もこれまで知らずに「もみじがだに」と読んでいました。
正しい読み方は「もみじがやつ」だそうです。

まるでジャングルのようにシダが生い茂る山の中、苔むした階段を登っていくと名刹・瑞泉寺に到着。
境内はとても自然豊か。手入れされた庭と、手の入らない山の自然が隣り合って、風光明媚な景観にとても癒されました。
庭の片隅に、すっと茎を伸ばした桔梗が咲いていて、これまたとても優美。
桔梗には、なんというかとても日本的な美しさがあって好きです。控えめで芯の通ったしなやかさというか。
青紫色の花は涼やかで、夏が来ると和の涼感を与えてくれます。

瑞泉寺ではうぐいすを始め様々な鳥の鳴き声が聞こえてきて、とても心地よかったです。

山奥まで来た甲斐があると言うもの。

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紫陽花って良く見ると、同じ西洋品種でも随分違う。色合いはもちろん、花弁の形、花の大きさ、本当に様々。
手鞠のような紫陽花が道往く人に向かって、目一杯花を咲かせている姿は、梅雨の鬱陶しさを払ってぱっと明るい気持ちにさせてくれます。
紫陽花を見ると、雨が好きではない私もなぜだか「梅雨も悪くない」という気持ちにさせられます。
これでしっとり濡れた葉の上を、カタツムリが歩いていたりすると最高なのですが・・・最近カタツムリがいません。カタツムリはいずこ?

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金沢街道を鎌倉駅へ戻る途中で、道を逸れて必ず寄る場所があります。それが妙本寺。
こちらも比企ヶ谷(ひきがやつ)という、山に囲まれた場所にあります。
妙本寺は本当に静かで、本堂の隣の木々を揺らすリスの音が随分目立つくらいでした。
気の通ったとても良いお寺。ここでのんびりするのが本当に好きです。

こちらは拝観料がなく、
志納のお寺なので、二天門と本堂にそれぞれお賽銭を納めます。
境内はいつも本当に綺麗に保たれていて、手入れをしてくださっているお寺の方へ、感謝の気持ちが自然に沸いてきます。
これからもよろしくお願いしますという気持ちでお納めしました。

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妙本寺ではヤマアジサイが見頃でした。
ヤマアジサイという品種を私は最近まで知らなくて、目にしてもそれが紫陽花だとは気づかないくらいでした。
子供の頃から「ほら、アジサイだよ」と教えられてきたものは実は西洋品種で、日本古来のアジサイはヤマアジサイやガクアジサイのほうなのだそうです。
中央の小花を取り囲むように装飾花が咲く姿は、清楚で優美。
西洋アジサイのような華やかさはなくても、桔梗と同じように日本らしい雅な美しさがあり、鎌倉の景色によく合うなあと思います。

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鎌倉の名刹と紫陽花をたっぷり満喫した後は、鎌倉を舞台にした映画『海街diary』を鑑賞。
原作は漫画で、友人が面白いと言っていたので、公開されたら観たいなあと思っていた映画です。
事前に原作を読んでから観たのですが、原作も映画とても良かった。

映画のストーリーは少し駆け足で進んでいくのですが、四姉妹が鎌倉で暮らす日々が丁寧に描かれていて、全編ゆったりとした雰囲気。
ラストは「あ、ここで終わるのか」と拍子抜けしたりしたけれども、『海街diary』という作品の性質を考えると、それも自然に思えました。
"diary"というタイトルが示すように、これは四姉妹の日常の物語。
起承転結として物語が終わるのではなく、人生のようにずっと続いていく物語です。
出会いや別れ、学生生活や社会人生活、そして家族の毎日、その中で紡がれていく小さな出来事、四季折々の風景。
三姉妹にもう一人の妹。何か大きな出来事があって、ぱっと家族になるんじゃなく、日々過ごしていく中で少しずつ家族になっていく。
とても心が癒される、良い映画でした。

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by norlie | 2015-06-21 18:56 | ぷらっと鎌倉・湘南