夕食に招かれて@Vietnam
ホーチミンを出発し、約2時間のフライトを終え、ハノイへ降り立つ。
到着ロビーには、ずっと会いたかった懐かしい友人の姿。 私達を迎えるための花束を手に、笑顔で手を振る彼女を見て、旅の疲れも忘れて、歓声をあげて駆け寄った。 ハノイ出身の留学生だった彼女は、私達の大切な同級生。 2004年に彼女の結婚式で、皆でベトナムまで祝いに来てから5年。 彼女はもう二児の母。私とは1歳違いなのに、もう立派に「お母さん」をしてる。 そんな彼女が紆余曲折を経てハノイへ戻ってから、約1年ぶりの再会。 到着ロビーで互いにギュッとハグして、ひとしきり盛り上がって、一旦ハノイのホテルへ。 空港からホテルまでは、夕刻のラッシュで大渋滞だったけれど、久しぶりに再会した女友達4人が盛り上がるにはあっという間で、まだまだおしゃべりは尽きず…(笑) ホテルへ荷物を置き、一休みしてから、彼女の家へ。 ハノイ到着第1日目の夜は、彼女のおうちの夕食会。 旧市街から車で30分くらいのところにある彼女のおうちは、多分ベトナムでの"普通"よりも少し大きいおうち。 広間には、彼女と、旦那さん、そして二人のお子さんの姿。 旦那さんとは横浜で何度も食事をしているので、良く知っている。 一人目のお子さんは、横浜で生まれた時から、何度も遊んだので、特別感慨深い。 1年ぶりに会った彼女の成長っぷりにはなんだかぐっときてしまった。 すっかり女の子らしくなったその姿。 子供にとっての1年って、本当に大きいんだなあと思うことしきり。 今夏に生まれた二人目のお子さんとは初対面。ちっちゃくってハンサムです。 今はお母さんに抱かれてやっと座っているけれど、次に会うときにはきっと立って歩くくらいになっているのかなあ。 また、日本語教えに来るからね~。 二人のお子さんとひとしきり広間で遊んでから、夕食のテーブルへ。 彼女の家族と、後から帰ってきた彼女のご両親、私達。そして、何と二人の家政婦さん。 合わせて10人でテーブルを囲んだ大夕食会に。(下の子は、ベッドでお休み中) これまで食べてきたレストランのベトナム料理とは違う、ベトナムの家庭料理が所狭しと並ぶ。 チキンを丸焼きにして裂いたようなソテー料理、ベトナム風焼き豆腐の炒め物、香草の効いたスープに、エビ、揚げ春巻き、空芯菜の炒め物、etc... 豪華な料理に、サザエさん並みの賑やかな食卓で、心和む夕食会。 ホスピタリティ溢れる彼女のご家族のおかげで、本当に楽しいひとときでした。 改めて思うと、私にとってベトナムが特別なのは、多分彼女の国だからなんだと思う。 彼女に会うためなら、また毎年でもベトナムに来たい。 週末休暇でだって、ハノイなら十分に来れる距離。 横浜の友人に会うくらいの気軽さで、また会いに来ようって、心から思う。 ベトナムに来てよかった。彼女に会えてよかった。大学の仲間達とまた来られて良かった。 いろいろな"良かった"が混ざり合って、私の旅はより一層、カラフルで賑やかで思い出深い旅になった。 ************************************* 余談ですが…。 彼女のおうちには、家政婦さん二人に、お抱え運転手さんが一人。 結婚式の豪華さでなんとなく察してはいたけれど、お嬢様だったんだねえと皆で驚く。 「日本にいたころは、私達庶民同様、粗雑に扱ってスミマセン」…と皆で苦笑したら、「そんなことない、私は皆と一緒よ」と彼女が笑った。 そんな彼女の朗らかさと親しみやすさが大好きです。
by norlie
| 2010-03-07 16:55
| べトナム旅
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