アルパカ牧場@那須の旅
クラレのCM"ミラバケッソ"でお馴染の動物、アルパカ。
学生時代、地理で南米の話が出てくると必ず登場する動物でもあり、私にとってリャマとアルパカといえば、アンデス文明の不思議な雰囲気そのままにミステリアスな生き物の代名詞でもある。
そんなアルパカに会える場所があると知ったのは去年のこと。
行ってみたいねえと、会社の友人達とお昼休みの度に話していたのだけれど、ついにそれが叶う日が来た!

栃木県那須町にある、『アルパカ牧場』。
東北自動車道、那須高原SAにあるスマートICを降りて、車で30分くらい。
受付を済ませると、とてもかわいいアルパカイラスト付きの入場券をもらえる。その入場券を首から下げて、いざ、アルパカの楽園へ!

牧場の中には、本当にびっくりするくらいたくさんのアルパカの姿。
様々な色のアルパカ達が、那須の雄大な山々を背に、ゆーったりのーんびりと過ごしていた!
人が来ても知らん顔で、のーんびり日陰で座っているアルパカ。
観光客に興味津々で、柵からうにょーんと顔を伸ばすアルパカ。
隣のアルパカに寄り添っては、ペッと唾を吐かれて、それでもなお追いかけるアルパカ。
本当に色々なアルパカが、あちらこちらでマイペースに暮らしていた。
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牧場内では、土日限定のアルパカ記念写真や、お散歩コーナー、ふれあい広場などがある。

アルパカ記念写真では、モデルさんのアルパカが、ふわっふわに手入れされたまっ白い毛並みで出てきて、お客さんと順番に写真を撮ってくれる。
よく飼育もされていて、わりとカメラ慣れ(?)しているのか、いい表情をしてくれるアルパカ。
写真撮影に出てくるときと、帰っていく時の、このアルパカの走り姿はこの日、一位二位を争う愛らしさだった。
もこもこの体で、スキップ走りで帰っていく姿は、なぜかきちんと走っていてもぶきっちょの極み。
でもそれがとっても愛らしいのだ。

お散歩コーナーではリードをつけたアルパカを、10分間自由にお散歩させてくれるのだけど、これがとっても楽しい。
従業員の方が遠くで見ていてくれるので安心だし、比較的自由にアルパカと過ごすことができる。
私達のところに来たアルパカ"スワコ"ちゃんは、毛並みもふわっふわで、一緒に写真をとっても嫌がらずに良い顔をしてくれるいい子さん。
ふわふわもこもこの首に優しく抱きついても、いやな顔一つせず、懐いてきてくれた。
すっかり「うちのスワコ!」と、メロメロになってしまいました。

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アルパカのヘアは、触ると確かに、もっこもこ!ふっわふわ!
動物なのに、全然ごわごわしていない、とても良質な毛なのです。

そして、アルパカ一匹一匹、皆表情が違っていて、ヘアスタイルも様々。
ドレッドヘアのような子もいれば、ふわふわのカーリーヘア。
前髪の短い子、前髪で目が隠れている個性的な子もいる。

実際餌をやってみたときも、積極的に皆を押しのけてくる子や、首を伸ばすも他の子に負けちゃう子、後ろでおどおどしている子や、時機を見てさっと私の手から餌をさらっていく子…本当に様々。
だけど、良く人に懐いてくるところは皆共通していた。

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アルパカは、いつも普通のときでも、なぜか面白い変顔。
でもその垢ぬけないスマイルは、観ている私達もすごく癒してくれる。
変な顔なのに、全然面白いわけじゃないのかもしれないのに、口角をあげて笑うアルパカの顔を見ていると、スマイルの威力を思い知らされる。
"笑う"って、本当にそれだけで、心の黒い塊をゆっくりと溶かしていくんだなあって。

そして、大きな目で、不思議な生き物を見るような瞳で見つめられると、私自身も同じ距離から自分を見つめなおしているような気持ちになる。
自分という不思議な生き物を、変だなあと見るような気持ち。
自分の当たり前は、誰かの当たり前とは違うんだと、心から実感する瞬間。

これはアルパカに限らないことだけど、動物たちの無垢な表情や素直な目線は、ずる賢い私達人間の心の防御壁をあっさりと越えてしまう。
向こうは多分そういうことを求めているんじゃないのだろうけれど(餌が欲しいとか、遊んでほしいとか、ただの好奇心なんだろうけれど)、意図的じゃないからこそ、上手に壁を越えられるんだろうと思う。

ふわふわのもこもこのアルパカ達。
遠い南米から、アンデスの空気を纏って、那須高原に降り立った不思議な生き物たち。
とても楽しいリフレッシュタイムになりました!

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アルパカ牧場 那須ビッグファーム
http://www.nasubigfarm.com/
〒329-3233 栃木県那須郡那須町大字大島1083
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アルパカ牧場の帰りは、那須の"回顧(みかえり)の吊橋"に寄る。
新緑の優しい緑色と、ゆらゆら揺れる吊橋と、眼下に流れる川の深い碧色がとても美しい。
観光客があまりいないのもよかった。
緑に囲まれて、聴こえるのは自然の音だけ。

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吊橋を渡っている時の浮遊感。
渡り切った時の安堵感。

吊橋の途中で見える景色。
渡った先にあるもの。

吊橋を渡らないのは嫌だと思う。
吊橋の真ん中にずっといるのも、やっぱり疲れると思う。
吊橋を渡って、満足して止まってしまうのも何か違う。

仕事への比喩で、そんな風なことを考えた。
きっと会社の友人達と一緒にいたからだと思う。
結局、何が良いのかわからずじまいだけど、回顧の吊橋はとても印象に残る場所になった。
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by norlie | 2010-06-06 13:38 | ぷらっと関東
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