月とランチとラテアート
年の瀬で、仕事もプライベートも何かしら忙しく過ごしている12月。
年末に向けて少しずつ大掃除をしたり、友人のクリスマスプレゼント(兼バースデイプレゼント)を探したり、年賀状をオーダーしたり、忘年会にお呼ばれしたり、ばたばたと過ごしている。

一方で、部屋はどんどん寒くなる。
去年買ったダイニングこたつのおかげで、いつでも足下あったかなのだけれど、デスクトップのパソコンやピアノのある場所はそうもいかず、毛布をかけて我慢中。
エアコンをつけようかとも思うのだけれど、まだ頑張れるような気がしている。

大阪に引っ越してしまった友達が、東京へ遊びにきてくれて、久しぶりに一緒にランチ。
銀座で待ち合わせしたので、以前、comme d'habitudeで、ご紹介してくださったことのある"デンマーク THE ROYAL CAFE 銀座"に行ってきた。
スカンジナビアのスタイリッシュな色遣いとデザインの店内で、これまた可愛らしい色遣いと形のスムッシーランチを頂く。
4種類のスムッシーは、どれも贅沢な食材を組み合わせた可愛らしいオープンサンドで、一口食べる度に笑顔が溢れる。
久しぶりに会う友達との会話も、やっぱりとても楽しくて、状況は少しずつ変わっていながらも、本質的に彼女らしい部分はやっぱり変わらないなあ、好きだなあと実感。
短い時間だったけれど、中身の濃い素敵なランチだった。

それから昨日は、ニュースなどでも大々的に取り上げられた皆既月食の日。
稀に見る好条件ということで、私も朝から少し心が浮き足立つ。
日中は掃除をしたり、用事を済ませに外出したりして、夕方、茶語で早めの夕食をとっていたら、窓の外に大きなまんまるの月。
満月ってこんなに大きくて、暖かい光だったっけと思いながら、中国茶を楽しんだ。

22時近く、食が始まると、ベランダに出て月が欠けていくのを眺める。
私にとって、生まれて初めて見る皆既月食はもうすぐ。

23時過ぎ、いよいよ三日月の最後の弦の光が消えて、月が地球の陰に入った。
欠けていく間は、皆既になったら、月は真っ暗で見えなくなるんじゃないかと思ったけれど、全てが陰に入ると、月が赤銅色にぼうっと光り始める。
"light"というより"glow"という輝き。でも、ぴったりの日本語が出てこないのが切ない。

外に出ると、たくさんの人が立ち止まって空を見上げていた。
コンビニの前では、空を仰ぐ6、7人の人。
ご夫婦で家から出てきて、玄関の前で空を見上げている人。
駅からの帰り道、止まって上を見上げる人。
信号を待つ人の群れが、皆空を仰いでいる。

生まれた場所も、育った環境も、年齢も、考え方もまるで違う何万という人が、今一斉にあの赤い月を見上げているんだなあと思ったら、やっぱりこの宇宙が起こす奇跡は尊いんだと胸がいっぱいになった。

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冬は暖かなカフェで温かい飲み物をゆっくり頂くのが好き。
優しいココアか、香り豊かなミルクティーか、香ばしいほうじ茶か、とびきり素敵なラテアート付きのカプチーノ。
上の写真は、9月に八戸で友達と訪れたカフェのラテアート。
でも、描かれているのは、毎年青森へもやってきてくれる冬の鳥。
優雅な白鳥が描かれたカプチーノ、また飲みにいきたいです。

冬の空気が持つ透徹した緊張感。
澄んだ夜空に月が浮かび、夏よりも星が綺麗に瞬く夜時間。
いつもより、体も心も意識的に温かく過ごそうとするこの季節は、寒いけれどやっぱり嫌いになれない、特別な季節です。
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by norlie | 2011-12-11 19:01 | Diary
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