暮らしのあれこれ
休日の朝、ベッドでごろごろごろごろごろごろごろ・・・と過ごすのが好きだ。 お気に入りのマグカップにお茶を入れて、タオルケットを握りしめて、寝たり、起きたり、また寝たり。 柔らかいベッドの上でマグカップをひっくり返さないように気をつけながら、ちびちびお茶を飲む。 くちゃくちゃの綿のシーツが心地いい。もっとくちゃくちゃになるように、たくさん寝返りを打つ。 うちのベッドは、日当りのいい窓際にあるせいか、シーツはいつもカラッと乾いてさらさらしている。 湿気でジメッとしている事はほとんどなく、それがまた寝坊癖に拍車をかける。 よくアメリカの映画で見る、ベッドで朝食をとるシーンに憧れる。 ラズベリーやブルーベリーがたっぷり載ったパンケーキとフレッシュジュース。 そして、一輪差しに花が添えられている朝食セット。 残念ながら、自分ではああいう朝食を用意することはないと思う。 パンケーキを焼くくらいなら、たぶん起きるし、仮に誰かが作ってくれたとしても、食べるには身体を起こさないといけない。 起きるくらいならテーブルにつくと思う。 絵的に素敵だなと思うけれど、あれは映画での事。 最近、お弁当箱を新調した。 前のお弁当箱は2段重ねで、自分でも横着だと思うが、毎日2つの箱と2つの蓋を洗うのが最近面倒になってきたからだ。 色々考えた末に、「そうだ! 1箱にすればいいんだ!」と思い立ち、合計容量は変わらない、1箱の大きなお弁当箱を買って来た。 リサ・ラーソンの猫の絵が書かれていて、高さが結構あり、私の食欲に見合った量が入る。 1箱にしてみたら、思った通り、洗い物が少し楽になった。 小さな事だけど、小さな改善は大切だ。 『暮らし上手の〜』というシリーズの雑誌が好きで、気に入った特集があると買う。 今年に出た『暮らし上手の自分にご褒美』と『暮らし上手の朝時間』は特にお気に入り。 載っている写真を見ているだけで幸せになり、文章を読みながら、どんなふうにエッセンスを自分の生活に取り入れるか考えるのが楽しい。 休日、ソファの上でこの雑誌を読んでいるととてもまったりして幸せな気持ちになる。 『暮らし上手の自分にご褒美』には、以下のような過ごし方が載っている。どれも心が惹かれるものばかり。 ・ いつもより手の混んだサンドイッチ(生クリームのフルーツサンド)を作る ・ 無地のリネンシーツとコットンのブランケットという極上の場所で20分間昼寝をする ・ いつもより手の込んだお菓子(プリンやガトーショコラなど)やご飯(お味噌汁、ナポリタンなど)を作る ・ 自然の中へ、ランチを持って散歩に行く。 ・ (これは定番)旅に出る。 どれも魅力的すぎて、ご褒美だらけの毎日になりそう。 コットンやリネンの服やファブリックが好きだ。 子供の頃から肌が弱いせいで、親や医者に、化学繊維の服は良くないと言われ続けてきたことが少し影響している。 汗を吸わなかったり、肌にちくちくと刺激がある服はやめるように言われて育った。実際痒くなる事も多かった。 10代、20代の頃は、それでもお洒落のために着たりもしたけれど、結局着心地がいいのが一番だと最近は思う。 最近は化学繊維でも肌触りのいいものや汗をよく吸う布もあるので、盲目的に敬遠することはないが、それでも服を選ぶと、大体コットンかリネンのものを手に取る事が多い。 晴れた日、リネンやコットンの服を畳むのは楽しい。 触り心地がいいし、ふわっと柔らかそうな布地を見ていると、なんだか良い休日だなと思う。 暮らすという事が、今の自分にはとても楽しい。 そう思える事はとても幸せだと思う。
by norlie
| 2014-09-13 13:30
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