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サンタマルガリータ珍道中@L.A.Tours
モンタナアベニューのオーガニックスーパーでお土産のぶどうを手に入れ、いよいよまだ見ぬおばさんの家へ向かって、ハイウェイを南下。行き方は、おばさんから前もって聞いていたものの、観光地と違い、おばさんの家には目立つ看板も何もない。第一日目から大活躍のL.A.エリアマップはオレンジカウンティが載っていないため、地図もなし。頼れるのは、おばさんから聞いた道順メモと自分たちだけという状況で、あっけらかんと5番Southをひた走る。

5番ハイウェイから、CA-133、CA-241と無事フリーウェイを乗り換え、道すがら、運転手のSaiから日本にはない道路事情"Car pool" (=渋滞緩和のための措置で、二人以上乗車している車が優先されるというもの。)について教えてもらったりしながら、山越え谷越えオレンジカウンティへ。
さあ高速を降りようか!と思ったところで、二人ではたと気づいた。
「どこで降りればいいの!?」

おばさんからの電話メモの、"OSO PKWY"という文字を信じて"OSO PKWY exit"で降りてみたものの、次にどちらへ行けばよいのか全く見当がつかず。メモには、日本語で"ミーンダリントレイル"。スペル不明。
よく分からないままにSaiの直感頼りに走り続け、不安になって来たあたりで信号機の横に"meandering TRL"の文字!「やったやったー!」と喜びも束の間、その後の行き先分からず、住宅地のど真ん中で迷うこと30分。

やむをえず、その辺の家のガレージで車いじりをしていたおっちゃんに、助けを求めることに。"Excuse me! Where is --- ridge?" と聞くと、おっちゃんが車に近づいて来て、私の書いたメモを覗き込む。…わからないらしい。
ところが、おっちゃんは家の前に止めてあった小型のバスに乗り込み、パソコンをいじりだした。パソコンに住所を打ち込み、調べてくれるらしい!Saiが車を降りて、おっちゃんと何やら相談。するとおっちゃん、車のエンジンをかけて、"Follow me!!"。
アメリカ人いい人!!

その後、ハラハラドキドキで、可愛い犬を抱いて、まだかまだかと私たちを待っていたおばさんの前に、バスと、それに続いて私たちの車到着。おばさんも思わずびびっていた。
私もSaiも外に出ておっちゃんに、「ありがとー! Thank you!!」と手を振ると、おっちゃんも超笑顔で手を振ってバスを走らせて去って行った!
後でSaiから聞いたのだけれど、私たちがたまたま声をかけたおっちゃんは、オレンジカウンティの住宅地と空港とを行き来するリムジンバスの運転手さんだったとのこと。それで、バスの中に道順を調べられるパソコンがスタンバイしていて、すぐに調べて快く送ってくれたのだそうだ。

怖い人ばかりだと思っていたアメリカ合衆国。こんなに素敵なおっちゃんがおりました!
怪しい日本人二人組に片言の英語で話しかけられたというのに、かっこ良く送り届けてくれるなんて!
お世話になったおっちゃんと、優秀な運転手さん&通訳のSaiに大感謝の一日でした。ありがとう!
# by norlie | 2006-08-20 22:32 | ロサンゼルス旅
 
モンタナ・アベニュー@L.A.Tours
時差ボケから回復した翌日、私たちはオレンジ郡在住の私の母の友人宅に行くことになった。L.A.を訪れたら、是非行ってみたいとかねがね思っていたので、日本にいるときに事前に連絡しておいたのだ。個人的な用事なので、Saiに事情を話すと、Saiも快くOKしてくれ、二人でお家を訪ねることになった。

母の友人の家を訪ねるにあたってお土産を買いたいから…と、午前中はサンタモニカのモンタナアベニューに寄ることにした。

モンタナ・アベニュー@L.A.Tours_e0048530_22122249.jpg
サンタモニカのモンタナアベニューは東京の青山に似た雰囲気。ハイソなストリートで、ブティック、インテリアショップ、レストラン、カフェ、果てはスーパーマーケットまで全てがおしゃれにできている。ハリウッドやショッピングモールのように人でごった返し!というわけではないのがまた好印象。



ランチは、白い建物が街並に映える“Cafe Montana"にて。
このカフェレストランが実は個人的にとーっても印象深い…というのも、スタッフの方々が全員美女ぞろい!うっとり!
金髪細身のお姉さんたちが声をかけてくれる度に、私の幸せメーターはひたすら上昇!上昇!
アメリカのカフェやショップ、レストランではよく店員さんが気さくに話しかけてくれるのですが、ここでもご多分に漏れず「楽しんでますか?」とか「料理はおいしいですか?」とか話しかけられ…その度に、大興奮の私を横目に、Saiが頼もしく「おいしいですよ〜」と英語でレスポンス。 旅の心強い友に多謝i!!
メニューはイタリアンで、料理もとてもおいしい。アメリカに来て、早くも食の違いにダメージを受けていた私にとって、初めての大満足したランチでした。
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ところで、モンタナアベニューを歩いていて一番気になったのが、どこを見ても白人しかいないこと。先日のダウンタウンにはたくさん道を歩いていたアジアン、黒人、ヒスパニック共々全く見かけず。
モンタナアベニューに限らず、ビバリーヒルズ、ロデオドライブなどでは、白人がたくさん目につくばかり。日本では全く気にすることのない「人種」と「経済格差」を意識せずにはいられない経験でした。
# by norlie | 2006-08-12 22:06 | ロサンゼルス旅
 
レドンドビーチ@L.A.Tours
一日目。チャイナタウンとリトルトーキョーを訪れた私たちが向かった先は、LAXの南側にあるレドンドビーチ。「L.A.と言えばビーチだし、とりあえず海見てみようよ!」と地図を頼りに車を走らせ、行き着いた先がこのビーチだった。

さしてサーフィンとかをする訳でもない私がこのレドンドビーチなど知る由もなく…。でも、よく見てみたらここ!テレビドラマ『The OC』に度々出てくる風景では!?
『The OC』の舞台、オレンジカウンティからは遠いにもかかわらず、ドラマの中でミーシャ・バートンやアダム・ブロディらが歩いているその場所に他ならない。そこに自分がいるなんて大感動だ!

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L.A.のビーチにはレストランや土産物屋が入った『ピア』がよくあるそうで、このレドンドビーチにももちろん日本では決して見られないピアがある。ちょうど夕方近くにビーチに着いた私たちは、のんびり散歩をしたり、浜辺を歩いたり、早くも一日目で思い切り緊張感なく過ごしてしまった。凧揚げをする子供たちや、海で遊ぶ家族、語り合うカップル。北半球の1月とは思えない心地よい風と鮮やかな太陽、高い空の下、のどかな時間を過ごしてしまった。

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レドンドビーチから眺めた燃えるような夕焼けは、今もしっかり記憶に焼き付いています。こんなふうに鮮やかに水平線に沈む夕日は、海辺育ちの私も見たことなし!
L.A.に来てよかった!心の底からじーんとした瞬間でした。

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日も沈みかけ、私たちも帰路に着くことに。時差ボケの激しい私はかなりバタンキューになりかけていたのだけれど、そんな私の頭に一昔前の「金曜ロードショー」のテーマが流れる光景が! チャーチャララーラーラーラーラー♪ 頭の中でぐわんぐわん鳴り響く金曜ロードショーにぴったりの、この御姿!
レドンドビーチはおっさんまでもがかっこいい! おっさん! Good job!!!

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# by norlie | 2006-08-11 00:00 | ロサンゼルス旅
 
■ チャイナタウン & リトルトーキョー@L.A.Tours
新たな旅行計画を練る前に、前回の旅行を振返ってみることにした。
やれビーチだ、やれ砂漠だ、やれハリウッドだ!の珍道中だった前回。
とてもとても思い出深い。

正月明け。一週間の休みを取って、アメリカに旅立った。
留学中の友人とは現地待ち合わせで、飛行機では一人旅。

利用した航空会社は大韓航空。当初、シンガポール航空に乗る気満々だったのだが、シンガポール航空は疎か、UA、NWA、果てはJAL、ANAまで満席…。正月明けラッシュだったのだから、無理もなし…。
なぜか私はハングルで書かれたチケットを手に、成田空港から飛び立つこととなりました。子供の頃に母親から聞かされ、中途半端に記憶していた『大韓航空機事件』という単語と真っ先に結びつけた私は、航空券を手配する際、何度も「堕ちませんよね…? 大丈夫ですよね…?」と確認。旅行会社の担当者さんに「私どもには何とも言えません」と困られてしまった。ごもっともです。

土曜の昼過ぎに発ち、土曜の朝(現地時間)にLAXことロサンゼルス国際空港に到着。
留学中の友人Saiと感動の再会を果たし、ぎゅっと抱擁。
大した計画も相談もせずに、イリノイから飛んで来たSaiと海を越えて来た私は、とりあえずチャイナタウンへ。どういういきさつでL.A.旅行の始まりがチャイナタウンになったのかは今でも全く思い出せない。


◆ チャイナタウン
ダウンタウンエリアに位置するチャイナタウン。横浜中華街をイメージして行ったのだが、L.A.のチャイナタウンは随分広かった。濃い青空に、赤・黄・金の建物の映えること!
  
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横浜中華街の狭い通りや喧噪とは打って変わり、のんびりとした空気が流れていたことに驚いた。家の軒先に屯するおじさんおばさんや、路上で遊ぶ子供たちを見て、上海出身のSaiも「中国ってほんとにこんな感じ。」と一言。皆、井戸端会議が大好きなんだね。

■ チャイナタウン & リトルトーキョー@L.A.Tours_e0048530_0544249.jpg アメリカ大陸に降り立ち、初の食事はチャイナタウンでベトナミーズ。全くどうして間違っている気がしてならないものの、二人の共通の友人であるベトナム人の友達を思い出しながら、フォーと生春巻きを頂く。どこで食べてもフォーは本当においしい!

チャイナタウンの道端にしれっと置かれていた丸大豆醤油樽に、日本魂を揺さぶられ、続けてリトルトーキョーへ。



◆ リトルトーキョー
 チャイナタウンから程近くにあるリトルトーキョーは同じくダウンタウンエリアに属する異人街。規模的にはチャイナタウンより小さいが、日本育ちの我々にとって、こんな落ち着く場所はない。店の書棚にはごく普通に『MORE』やら『non-no』やらが並び、スーパーには酢昆布やらえびせんやらが並ぶ。ここはまさに『小東京』!

と感動したのも束の間、通りに怪しげな日本語を発見! 『カイロプラクティック』と書きたかったのは誰の目にも明らかだけれど、この違和感はなんだろう…。

■ チャイナタウン & リトルトーキョー@L.A.Tours_e0048530_0551783.jpg
異国の日本は、似ているようで何かが違うパラレルワールド。通りの入り口にそびえ立つ物見櫓、通りのど真ん中にはマイクで演歌を熱唱する日本人。
だけどやっぱりほっとしてしまうのは、私の体に流れる日本人の血のなせる技なんだろう。
遠い大陸で力強く根付く、日本の魂。あっぱれ!
# by norlie | 2006-08-08 23:50 | ロサンゼルス旅
 
■ 温泉グルメ
 今年のクリスマスは温泉で過ごした。北関東は栃木、鬼怒川温泉。ちょっと奮発したこともあり、宿も温泉も食事もとても贅沢なラインナップで、大満足の3日間だった。

 本来の目的である温泉はもちろん、贅沢の極みは宿の食事。特に晩の食事は和食フルコースで、見た目も味もとても素晴らしかった!

 肉!肉!栃木産黒毛和牛の前に、目指せベジタリアンも断念。こんなに目の前でジュワーッとジューシーな肉汁を味わってしまったら、食べないなんて牛に失礼…というのは嘘で、本能に負けた一品でした。
 
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 赤身のお魚の刺身は見た目も華やかでとても綺麗。脂ののったとてもおいしいまぐろだった!普段、回転寿司の炙りサーモンを喜んで食べている私にはもったいない一品。大名行列をデザインした造りのお刺身は、トロにまぐろに…と私の大好きな「赤」づくし!
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 たくさんの小皿に乗って出てくるのは日本料理の醍醐味。器の美しさや、小皿料理の調和は芸術的だなあと見とれてしまった。とはいえ、芸術より食い気…あっという間に平らげてしまったよ…。
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 デザートは洋風。特に左下のブルーベリーのムースが大変おいしかったです。最後の最後まで美しさでも楽しませてくれたフルコース。一ヶ月分食べた気分だった!
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 和食より洋食を食べる方が普段は圧倒的に多いのだけど、日本料理はこんなにもスタイリッシュでおいしいのかとびっくりした。クリスマスにぴったりの贅沢な一夜を過ごすことができたのは、温泉グルメとしっぽり露天風呂と、一緒に過ごした大事な人のおかげです。とても楽しかった!
# by norlie | 2005-12-27 00:50 | ぷらっと関東